無意識のマイナスはゆるい坂道
不安や悩みや不快な感情の時って
「気づけばずっとそのことを考えてた」ということが割とある。
ポジティブなことを考え続けるよりも、ネガティブの方が力があるのかわからないけど(善悪だとしたら悪の方がちょっと強引ゴリ押し強めなイメージはある)、例えば「考え始めたら眠れなくなっちゃって」という言葉も、ネガに関することに多く使われるような気がする。
生きていればネガることもあるだろうし、不安や悩みもあって当たり前なので、そのこと自体は悪くないけど、そういうもわーんとしたマイナスなことを考え続けるのって、ゆるい下り坂を自転車で進んでいるようなものだと思う。
ペダルを漕がなくても自然に下っていくように、自分でも気づかないうちに元いた所から下降している。
(絵を描けたら伝わりやすいのかもしれないんだけどまだその機能を覚えていない)
考える、というよりも感情なので、様々な不安や心配が次々と沸き上がってくる。
思考はコントロールできても、感情のコントロールは少し難しいのです。
でも、まるで蛇口のぽたぽた水漏れのように時間をかけてネガっていると、いつの間にかバケツいっぱいの水をこぼしてしまった状態になります。
そんな水不足のカラカラ状態(ゆとりのない状態)で下に行けば行くほど、上まで戻るのはしんどいですよね。
例えば、青天の霹靂のように、ストンと急に落ちることに関しては自覚があるので「戻ろう、戻らなきゃ」という動きが生じるけど、ゆるゆると自然に落ちることだと気づきにくい。
一番良いのは早めに気づくこと。
下り坂に気づいてブレーキをかけること。
そして、気づいたらエネルギーがあるうちにできる限り爆速で元の所まで戻ること。
ここですぐに「悩みの解決」に向けて動くことはしなくていい。
それは元いたところに戻ってからやった方が効率が良いから。
エネルギー不足で、ちょっと油断するとマイナス思考になってしまいがちな状態であれこれ考えるより、ある程度パワーを蓄えてからやった方がいい。
下り坂の途中で見えてる景色より、元いた上の視界の方が広く、下では見えなかったものが見えることもある。
スマホのバッテリー不足みたいな、空腹で疲労激重の時に何か大きなことをやるより、少しだけ自分に時間と手をかけて回復してからやった方がスムーズにできる、そういうイメージです。
こんなことは色んな本にも書いてあったし知ってますよーってことかもしれないけど、結局何が良くないかというと、悩みが解決しないとか不安が消えないとかではなくて、これらのネガっぽいことをやり続けると、せっかくコツコツ貯めた自分のポイントが減ってしまうのからなのです。
ポイントについては後日きちんと書きたいと思っているけど、簡単にまとめると
自分のポジティブな気持ち、他人からのありがとうの気持ちなどでポイントが貯まっていく。
ポイントは自分に関する大小様々なことに交換ができる。
ポイントが多い状態は物事がスムーズに進み、心にゆとりがある。
人と比較せず、自分にも他人にも優しくいられる。
逆にネガティブな気持ち、他人からの憎悪などでポイントが減っていく。
即時にマイナスではなく時差で大きく減ることもある。
ポイントが少ない状態はカツカツで、自分の心にもゆとりがなく、周りがやたら羨ましいとかうるさいように感じてしまう。
マイナス思考になりがちで傷つきやすく、常に居心地が良くない。
毎日楽しく幸せなこともある一方で、生きているだけでも大変なことって多いじゃないですか。
誰かにとっては何でもないことでも自分にはしんどいことだったり、ご迷惑かけないようにひっそり生きているのになぜか流れ弾に当たるように傷ついたり。
そういう中でも、昨日までを乗り越え、今日を生きて、明日も頑張ろうとしてる。
そんなにやりたくない仕事や勉強もして、そんなに楽しくないのに周りを不快にさせないように笑って、話を合わせて。
自分だって何とかしてほしいくらいなのに誰かのために力を使ったり。
そうやって頑張ってコツコツ貯めたポイントが減ったら悲しいし、誰かに奪われるのでもなく自分で減らしているのはもったいないです。
悩みが解決するかは自分次第です。
不安が消えるかはもっと自分次第です。
自分次第のことは後回しにしても、まずはポイント減らしをやめること。
長くなっちゃったので続きは今度。
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