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夏休みDIY02 木工×家庭菜園

こんにちはツグミ工芸舎のソイです。

前回のDIY企画いかがだったでしょうか?ちょっと本格的過ぎましたでしょうか?
今回はもっと簡単な加工で高さのある家庭菜園用のレイズドベッドをつくります。

一度作ると3~5年無肥料不耕起で野菜を育てることができるそうです。

レイズドベッドについてはこちらのレムケなつこさんの動画をご覧ください。

前回と同じく、地元杉材と凹と凹の組み合わせでつくります。ヤスリがけなし!塗装なし!接着剤なし!釘打ちなし!

野菜を栽培できる広さが1300×600mmの大きさになるようにつくります。厚み15~20mmの板をたくさん用意してください。

今回は加工、製作よりも中に詰める枝の用意がたいへんかと思います。幸い、作業場周辺の敷地内に朽ちた木の塊や枝がたくさんありますのでそれを使いました。山積みの雑草と去年貯めておいた落ち葉をたっぷり入れますので片付いて広くなります。

それでは、作り方です。

材料取り

今回は30mm厚の杉板を使いましたので、半分に割いてすべての板の厚みを15mmにしました。もし、20mm厚の板があればその方が丈夫でいいと思います。

材料サイズ(単位ミリ)
15x100x1350x8枚
15x100x650x6枚
15x50x650x2枚(こちらの材料は片側のみ凹加工する)

凹の深さの求め方

d(凹の深さ)=(a(板の幅)-e(隙間))÷4で出ます。
幅100mm板で5mmの隙間にしたい場合:(100-5)÷4=約24mmになります。
隙間なしにする場合は板の幅の1/4が凹の深さになります。
図面のcは板の厚み。bは30mm以上あった方が欠けにくいと思います。

50mm幅の材に墨をつけ、これを基準に他の材ににも、墨をつけます
他の材にに墨を移していきます
移した墨を裏側にまわします
凹加工 : ノコギリを4回入れて欠きます
残った凸凹は小刀できれいにします

この繰り返しですべての材料の加工が終わったら、加工作業はもうありません。あとは、順番に置いていくだけです。

最初の4本を置きました
地面を10cm程掘り、出てきた大きな石は戻しました
すべての材料を組みました
深さは約60cm
隙間から土が出てこないように園芸ようの麻の帯を内側に張りました

板と板の隙間が10mm以下になるように作れば麻帯はなしでも大丈夫そうです。

全体の半分は枝や木の塊、チップなどを入れます
ネズミ、もぐら避け用のトウガラシ

枝と枝の間にネズミが入り込むそうなので、竹酢液とトウガラシを全体に撒きました。動画では、底に金網を張って防いでいます。

ススキ

大雨で倒れたススキと草刈りでたまっていた雑草を入れました。

落ち葉も入れます
腐葉土も入れます

去年の秋に集めた落ち葉でたくさんつくっておいた腐葉土をで入れました。今回は入れませんでしたが、牛フンや生ゴミも入れていいようです。

資材をいれる度によく押し込んむようにしてください。

完成!

最後に畑の土を入れて終了です。
畑の土に牡蠣の殻の粉ともみ殻熏炭、薪ストーブから出た灰と炭を混ぜました。冬になったら木に墨を塗って太陽熱をよく吸収するようにしようと思います。

さて、何を蒔きましょうか?キュウリの苗とレタスの苗がありますのでそれを最初に育てて見ようと思います。そのあと秋野菜、あまり背が高くならない野菜がいいですね。小カブや春菊、レタス、ルッコラなど育てて見ようと思います。

畑ではないお庭とか日当たりの良いけど特に使ってない場所に野菜の畝を作ると唐突感!がありすぎますが、レイズドベッドにするとなぜか楽しい感じになります。幅や長さを変えてところどころに作っても良さそうですね。

芯まで湿った太い木はなかなか乾かなくて薪にもできなし、延びすぎた枝を切ったものもたくさんあってどうしたらいいかな?ってところにそれを野菜にしてしまうベッドの紹介でした!いろいろ片付いてスッキリしますのでオススメです!

インスタグラムで木工や菜園の経過をのせていきますので、検索してみてください。@soikick #ツグミ工芸舎

DIYのリクエストなどありましたら、コメントにどうぞ!




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