新しい匙
昨日、納戸を開けたら上の棚から一本の木の角材が落ちてきて左足の小指に直撃した!
細くてそんなに長くはない材だが重みのある材で、直撃を食らった小指は内出血で青黒くなってしまった。
まさか、こんなところで、こんな痛い思いをするとは思わなかった。
びっこを引きながら、歩く日が一週間程は続きそうだ。
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自分のなかでは、大きな良くないことの後に、大きな良いこと。小さな良くないことの後に、小さな良いことが起きてプラスマイナス〇ゼロになり、バランスが保たれる、という法則を信じている。
なので、今日は何か良いことが起こる可能性の高い日になる!
そんな訳で、足の小指は痛むがワクワクもできる複雑な気分の日になった。
そこで、今日は新しいデザインの匙の製作をしてみたところ、まずまずの試作品ができた。
これはただの偶然かも知れないし、今日は良いことが起こる日だという思い込みによるものかも知れないが、それは、どちらでもいい。
モノ作りをする者にとって、納得のいくモノができることほど、うれしいことはない。
本当の本当には、この世の中には、悪いことも、良いこともないのかもしれない。人の立場から見て良いことと悪いこと、個人的な視点から見て、良いことと悪いこと、という思いが起きているだけなのかもしれない。
きっと、人の知恵の及ばない長〜い尺度のなかでは、絶妙にすべてのバランスが保たれ、調和しているのだろう。
もし、何も悪いことが起きていないのに、とても良いことが起きてしまったら、浮かれ過ぎないようにする。
これくらいのことしか、自分にできることはないかもしれないが、それは、それでいいのだ!