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19歳までに手に入れる 7つの武器 樺沢紫苑著 を読んだ感想


『19歳までに手に入れる 7つの武器』を読んで

ありきたりな表現ですがお許しください。
私は、19歳までに読んで、この本の内容を理解し、実行していたなら、どれだけ強力な武器を携えて、社会に出ていくことができたかと感じざるを得ません。
タイトルに「19歳までに手に入れる」とある通り、これは大人になる前に読むべき本です。 しかし、どの年齢であっても学びを得られる内容が詰まっています。

この本に記された7つの武器は以下の通りです。
1. 整える力
2. レジリエンス
3. コントロール力
4. つながる力
5. 読解力
6. 好奇心
7. アウトプット力

この7つの武器の中で、私が最も重要かつ実践したいこと

それは、第一の武器である「整える力」です。

これを最も基礎であり土台となる部分だと感じたからです。
なぜなら、世の中の85%の人は整っていない。
整っていないことに気付いていない人が多いという現実を日々感じているからです。

例えば、
朝の通勤電車で居眠りしている人。
昼食をインスタントラーメンで済ませている人。
昼休みに机で寝ている人。
仕事中も居眠りしている人。
仕事中に周囲の迷惑を顧みず常に言い争いをしている人。

こんな状況を見ると、世の中の85%の人が整っていないことを実感します。

実を言うと、自分もその整っていない85%の一員でした。
朝食を抜き、昼はそばやラーメンを食べ、ジャンクフードで間食し、夜遅くにこってりとした揚げ物の夕食をとる生活。
運動不足で、少しの距離でもバスや車を使う。
夜更かしして睡眠不足の日々。

改善したこと

そんな私も、朝散歩や筋トレ、ジョギングを始めて徐々に運動量を増やし、運動不足を解消しました。
さらに、最低でも6時間の睡眠時間を確保することを意識し、実行したこと。
また、食事も玄米中心の朝食、ヘルシーな野菜中心の昼食、早めの夕食を心掛けるようにしました。
こうして、第一の武器である「整える力」を手に入れることができました。
7つの武器は強力です。 この武器を使いこなすためには、まず第一の武器「整える力」が備わっているかを確認することが大切です。

他にも、以下の3つの気づきを記します。

第二の武器「レジリエンス」

「レジリエンスが高い人は、どんなストレスに見舞われてもすっとかわすことができる」という一文に惹かれました。
失敗したときの対処法が簡潔に記載されていました。

「慌てずニュートラルな視点から論理的に出来事を振り返り、フィードバックできる」

これができるようになりたいと思い、ニュートラルな視点を持つための取り組みを始めました。
特に「悪口を言わない」ことに着目しています。
なぜなら、他人の悪口を言うことは自分に跳ね返ってくるからです。
他人の悪口を言うとネガティブ思考が強化され、欠点探しの名人になってしまい、自分の欠点ばかり気になってしまうからです。
他人の悪口を言うのではなく、レジリエンス力を働かせてスルーすることにしています。 「そういう人もいるのね」と感情を動かすことなく、ニュートラルな視点で対応することを心掛けています。

第四の武器「つながる力」

つながる力は、「コミュニケーション力×勇気」という部分に気づきを得ました。
特に「勇気」の部分です。
コミュニケーション力がなくても、「勇気」があればつながる力を増やしていけると感じました。
必要に迫られた状況では相手に話しかけることができましたが、必要性がない場合には自分から話しかける勇気がなく、黙って待っていました。
勇気は場数を踏むことでレベルアップします。
なので、挨拶する、困っていそうな人に声をかけるなど、小さなことから始めています。 そうすることで、勇気をレベルアップさせ、つながる力をレベルアップさせたいと思います。

第六の武器「好奇心」

このような記載があります。
【自分でかけているブレーキを外しましょう。自分の「好き」「楽しそう」「面白そう」をどんどん言葉に出して表現する。自分自身を開示して良いのです】
周囲の目を気にせず、楽しいことは楽しいと表現することが、世の中を明るく元気にすることだと思いました。 7つの武器を常に磨き、幸せな人生を送るための武器として活用していきたいと思わせてくれる本でした。

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