soh

面白いこと言っても笑ってくれるのは膝ぐらいなもんです。

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最近の記事

コーヒーが冷めないうちに

仕事柄、予定されていた仕事がリスケになることがたまさかある。 そういった突如生まれる休日を私は好きな喫茶店で過ごすことがある。 毎回ではない。それもたまに。 というよりその時間を必要としたときに行く。 独りになりたい、距離を保って社会を見たいとき、新たな発想を巡らせたい、美味しい珈琲が飲みたい、など。 今日はまだ途中で気が進まない一冊の本を携えてお馴染みの喫茶店に行った。 煙草の吸える喫茶店は無くならないでくれ。 喫煙者だからなのもあるが、あの匂いや煙の色がかつて当たり前

    • カラオケでButter-Flyからカサブタは絶対なんだよ。

      皆さんは音楽がお好きだろうか。 生活に無くてはならない人もいれば、然程関心はないという人もいるだろう。 私は「無くてはならない人間」なのだが、それも果たしてどうなのだろうと疑問に思うときがある。 ここで私事で申し訳ないが、自分の音楽遍歴を語らせてほしい。 まず前提として、私の趣味嗜好は4つ歳上の兄による影響が半分を占めていると言ってもいい。 それほどに兄弟や両親の影響は大きいものだと思う。 幼少期はAKB48やEXILEなどJ-POPが流行っていた(と思う)。だが、兄や

      • ズートルビの順位が下がった話。

        ※note移行前(3年前)に書いたブログです。予めご了承ください。 どうも、sohです。 皆さん、突然ですが「500 Greatest Albums of All Time」というのをご存知でしょうか? これはアメリカの音楽雑誌「Rolling Stone」が毎年発表する歴代音楽アルバムランキングのことです。 なぜ急にこんな話をするかというと、4ヶ月ほど前に最新のランキングが発表され、それが議論を呼んでいるのです。 音楽業界においてこのRolling Stoneのラ

        • ダメだなぁ...と思ってからがダメ。

          日々生活していて自分が足りていないと思うことばかり。ただ、そんな自分をもはや良しとしている自分もいる。 他人とお付き合いさせてもらうと意外にも「良いヤツ」「優しい」「愛されキャラ」なんて言ってもらえたりする。 でも、内心では「そんなにお人好しじゃないよ」「性格に難大アリです。」「全然たりない人間だから」と他人様から持たれるイメージを受け入れられず距離を取り、蓋をしてしまっている。自分の内面にまで自分で客観視する必要なんかないのに。 たりていない自分をある程度肯定してし

        コーヒーが冷めないうちに

          プレミアムにしない理由

          「動画広告」 Youtube、SNS、その他動画配信サービスの需要がテレビよりも高まって来ているこのご時世。 特にYoutubeだが、だいたいの動画にこの「動画広告」がカットインされる。 それ故、有料会員になればその広告が流れない。いわば広告ストレスが無くなるサービスまである。動画広告が煩わしいものとされ、ビジネスすら生まれているほど日常生活において当たり前になっている。 だが、私はその「動画広告」大好き人間である。 不特定大多数の人間がスキップするだろう。 だが、私

          プレミアムにしない理由

          白田信幸は凄いんだな。

          御年24歳。 (初めて「御年」の間違った使い方をしましたが) まだ年齢的に全然若いのは承知だが、それでも個人的な衰えを感じるときがある。 最近浮き彫りになってきたのが「食」への衰えである。 今まで幾度となく人生の先輩たちに「脂っこいものは選ばなくなった」とか「カルビは食べられない」など「食の衰え自伝」を聞いてきた。 その度に私は、 「んなわけ、"衰えた"を盾に戦争放棄しただけだろ。俺は絶対ジジイになっても次郎食べてる男でありたいし、それが男だ。食は戦いなんだよ。」 と、

          白田信幸は凄いんだな。

          暑い夏、うまトマの夏

          摂氏35℃ 焼きつけるような日差しが降り注ぐなか、自転車を走らせる。 こんなにも心が踊るのはいつぶりだろうか。 ペダルを必要以上に漕ぐ。 空気を入れたタイヤは反応が良く、地面の感触をそのまま体に伝える。 時より吹く心地良い風が汗をかいていることを教えてくれた。 「まだか...早く...」 焦る気持ちを落ち着かせ、目的である「松屋」に到着する。 天気のせいか、お店があるそこだけまるでオアシスのよう見えた。 涼しい店内、券売機が立ちはだかる。 そしてそこにあったのは

          暑い夏、うまトマの夏

          23才の刺客

          午前中の用事を済ませた私は、昼飯を帰る道すがらにある「餃子の王将」にした。 カランカラン... (孤独のグルメスタート。俺は松重豊、俺は松重豊、俺は松重豊) いつも三回唱える。意味はない。 座るとメニューを開き、何にするか考える。 脳内は中華の鉄人となり、俺の中にいる一流の料理人たちが忙しなく動き始める。 中華鍋から舞い上がる炒飯。 中華包丁で微塵切りされる野菜たち。 鍋の中を滑らかに回るあんかけ。 映像がカットインしてくる。 「よし。」 店員さんを

          23才の刺客

          マンゴーラッシー

          近所にネパール人が経営するカレー屋がある。 味も、店員の片言具合も、おかわりのナンが異常に熱いのも、小さいテレビで流れる必殺仕事人も、その全てが僕にとってちょうどいい。 バターチキンカレーってなんでこんなにも美味しいのだろうか。 その日は店内にサラリーマンと僕の二人がいた。 いつものようにタンドリーセット(二種類選べるカレーはバターチキンとキーマカレー)を頼む。 ラッシーの民度はもっと高まるべき。 次に女子高生が巻き起こす飲み物ブームのルーレットには選ばれないのだ

          マンゴーラッシー

          ブタが笑う

          休日。 市役所に用事があり、それを終えるとお昼をやや回った時刻になっていた。 「お昼どうすっかな...」 駅近だからお店は多い。 よく行く油そばにするか、それとも肉を食べるか、いっそナン食べにカレー屋に行くか。 しかし、ここでふとある店を思い出す。 「あっ、BooBoo太朗にしよう」 千葉県某所にあるラーメン屋さんで、二郎系のガッツリヘビー級。 一時期よく行っていたのだが最近ご無沙汰だった。 すぐ近くだったのでお店に向かう。 ただ自分がよく行っていたときよりも

          ブタが笑う

          人志松本がすべり倒してた話

          こんなにもワクワクしたのはいつぶりだろう。 社会人になって一年が経ち、ブラックに働いてるだけあって給料は良いから割と不自由なく生活は出来てる。 基本物欲はないし、お酒と煙草と毎日の雑費だけで毎月自分が自由に使えるお金は持ち越すことが多い(貯金はしてる) 今月もそうだった。 また給料日が来る数日前で余裕があった。 「たまには無駄に使ってみるか...」 もちろん無駄とは言っても、それなりに浪費するからには何かしらのリターンが欲しい。悪い癖で、何事にも損得を考えてしま

          人志松本がすべり倒してた話