FMF(Founder Market Fit)で起業の成功確率はグッと高まる
起業家と対象市場がハマった状態がFMFです。
FMFしてると、起業成功の確率はグッと上がります。
VCは投資する起業家が、FMFしてるかチェックします。
FMFを達成してる起業家の私の例
旅行が好きだった私は29才の時、東京で宿を開業しました。
しかし、毎月、何十万円もの莫大な金額のドタキャンに悩まされました。
私はこのドタキャン問題を解決したかった。故に、何ヶ月も執念深く試行錯誤しました。
そして、私はドタキャン防止アプリ「Beds24」を自分の問題解決のために開発しました。
Beds24は私の宿の「ドタキャン問題」から生まれました。
現在、私の本業は以下です。
「Beds24を日本全国の宿に販売し、日本全国でドタキャンを防ぐ仕事」
これが、FMFを達成してる状態です。
FMF(Founder Market Fit)の4条件
以下は、米国で有名なVCのNfXの記事です。私のnoteで、こちらの記事を要約します。
条件1:執念
あなたはその市場を調べ上げ、その市場にこの世で一番詳しくなる執念が有りますか。
私は、宿のドタキャンついて、日本で一番詳しい自信があります。
条件2:創業者のストーリー
「なぜ、あなたがその市場に取り組む必要が有るのか」
という問いに答えられるストーリーが創業者に必要です。
私の場合、冒頭で紹介した以下のストーリーがありました。
自分の宿でドタキャン頻発→私のドタキャン問題を解決するアプリを開発
条件3:個性
あなたの個性が、その市場に適合してる必要があります。
私は、旅行や宿が好きでした。
故に、私はこの業界の人たちと仲良くなるのに、向いてました。
一方、例えば私は芸能界に無関心で、芸能界での起業は向いてません。
条件4:業界経験
私は2015年に宿を開業し、2年後の2017年にドタキャンを防ぐアプリを開発しました。
しかし、そもそも宿業界でドタキャンは何十年も問題でした。
私がBeds24を販売開始した2017年当時は、私より宿の業界経験が長く、ドタキャンに詳しい人は多くいました。
業界経験の長い人たちは、諦めていました。
この宿のドタキャン問題は「仕方ないもの」という考えが常識でした。
起業家がその市場に、詳しいことは重要です。
しかし、その市場に詳しすぎ、その業界の常識に囚われてしまってはダメです。
業界経験は、BtoCで4年、 BtoBなら6年、医薬系なら8年で十分です。
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