起業家が採用すべき戦略の3条件
上記の田所 雅之さんは、起業の専門家です。以下の本の著者です。
彼は、上記の本で起業家が起業時に満たすべき条件を以下で炎で表現してます。
起業家は、以下の3つが重なる炎の部分の戦略を採用しましょう。
冒頭の著書で、彼は以下のように書いてます。
PMFの実現可能性(フィージビリティ)を考えずに、スケーラビリティ(ビジネスをスケールできるか)ばかりに目がいく起業家が後を絶たない。
PMFするのが無茶な事業モデルや、無茶なターゲット市場を設定してしまうのだ。
それを防いで、PMFの実現可能性を高めるにはどうすれば良いか、最も重要なポイントを解説する。
PMFの実現可能性(フィージビリティ)を大きく左右する2つの視点は、以下である。
1.どこの市場セグメントから始めるとPMFできそうか
2.どのビジネスモデルから始めるとPMFしやすいか
田所 雅之. 起業大全スタートアップを科学する9つのフレームワーク (Kindle 1002-1004)
つまり、起業家は、PMFを達成するために狙うべき市場を見極める必要があります。
そして、起業家はそこにエネルギーを投入することが必須です。
PMF達成のためのセンターピン(急所)はどこか
起業では、「センターピンを倒せ」とよく言われます。
センターピンとは、ボーリングの一番ピンです。
ボーリングするとき、センターピンに当てないと、ストライクが取れません。
起業家は、ビジネスでセンターピンを倒すことに意識を集中します。
起業家にとってのセンターピンとは、「PMFを達成するための客」です。
アマゾンの最初のセンターピンは「マイナーな本」
(アマゾン創業者の)ベゾスは、(中略)「インターネット」という新しいチャネルで売るには何が適切かを(起業時に)検討した。
その結果、書籍をインターネットで売るビジネスが一番いいという結論にたどりついた。
当時はアメリカ国内で(書籍の)取次は数社しかないため交渉がしやすい、本は規格が決まっていて管理しやすい、食品のように在庫を多く抱えても腐らないなど、本にするべきいくつもの理由があった。
田所 雅之. 起業大全スタートアップを科学する9つのフレームワーク (Kindle 1049-1053)
今では何でも買える「アマゾン」も、お金がない創業時は「マイナーな本」だけ販売してた。
さあ、あなたの起業アイディアのセンターピンを見つけよう。
続き
以下のnoteで、センターピンの市場について、詳細を記載しています。合わせてご覧いただければ幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?