上手な失敗
結論、起業を成功させるのに重要なことは上手な失敗です。
理由は、起業に失敗し続けても成功するまで諦めなければ起業に失敗することはないからです。起業する前に、うまく失敗する方法を学ぶ必要があります。
悪い起業例
あなたが料理人で、ラーメン屋を開業するとします。
なけなしの貯金を全部使って、物件を借りて、機材を揃えて、さあ開業してみた。
全然、客は来ません。
しかし、家賃は払う必要が有る。
6ヶ月後に運転資金がゼロになって、銀行から個人保証でお金を借りる。
さらに6ヶ月、赤字を出しながらラーメン屋を継続する。
そして、借金したお金も使い果たす。そして自己破産するしか道が無くなってしまう。
自己破産するとクレジットカードが10年は作れなくなる。これは悪い失敗です。これでは再起まで時間がかかってしまう。
これはどう、上手く失敗できたのか。
上手い失敗は「小さく始める」
Uber eatsで開業したらどうだったでしょうか。Uber eatsなら自宅のキッチンから開業できます。新たに物件を借りる必要が無く、どれくらいその地域で需要が有りそうか、実際の数字をUber eats で出店して計測できます。
実際にUber eats で初期費用をほぼかけずにラーメン屋をUber eats で開業し、失敗したとします。自宅のキッチンを使ってたなら、初期費用はほとんどかかってないはずです。
ラーメンが売れないなら、そのラーメン屋はすぐに廃業し、今度はピザ屋や、フレンチを開業してもいい。
このような失敗は、金銭的、精神的なダメージが少ない良い失敗です。
いくつかの失敗を重ねて、その地域で求められてた飲食業は実は中華だったと判明し、中華料理のUber eats で利益を出した後、自宅の近くで良い物件を借りて中華店を開業すればいい。
起業はイチかバチではない
利益を出すという「とりあえずの成功」まで到達できる人は、慎重です。
「これならうまくいくかも」という仮説を持って、何度も上手に挑戦し続け、何年もうまく失敗を繰り返す人が、生き残ります。
うまく失敗する方法は、以下のMVPの作り方のスライドで簡単に説明されています。
うまく失敗する方法の詳細は、以下のNo flop!という本に体型的に書かれているので、起業する前にぜひご一読願います。
私の2人の息子たちが「起業する」と20年後に私に相談に来たら、この本をまず最初に勧めます。
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