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起業家は、ポジショニングマップを作ろう

弊社のプロダクト『Beds24』には、競合がいます。

その競合のプロダクト(アプリ)は、機能がBeds24より多いです。

彼らは、

機能はなんでも揃ってます!

と宣伝してます。しかし、売上は伸びてなさそうです。

Beds24の市場シェアは7割ほどで、彼らは3割ほどのようです。

弊社のBeds24の競合である彼らは、ポジショニングが全然ダメです。

ポジショニングとは、何かを捨てることです。

なんでもできます!

は、

何もかも中途半端です!

と、見込み客に宣伝してるのに等しいです。

想定顧客を絞ってマーケティングすることを、ポジショニングと呼びます。

ポジショニングとは、お客からどう見えるか、コントロールすることです。

ポジショニングの例

四つの象限に分けて、自社製品はお客からどう見えるようにするか、マーケ戦略を整理するときに、以下のようなポジショニングマップを使います。

ポジショニングマップを使って、自社の位置を整理するのがポジショニングです。

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ポジショニングが効いてない具体例

あなたは、森永と明治のチョコレートの違い、イメージが湧きますか。

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どちらも、似たイメージ戦略です。

これはダメな例です。競合とのポジションの違いが明確ではありません。

ポジショニングが効いてる例

ゴディバのチョコレートは、高級で贈答用というイメージがあります。

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明らかに、ゴディバのチョコレートは、明治や森永のチョコと一線を画します。

これがポジションの違いが明確な状態です。ポジショニングが効いてます。

ゴディバ、森永、明治をポジショニングすると

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このようになります。

ゴディバは、値段が高く、贈り物の象限の需要を独占しています。

起業家は、ゴディバのように明確に、

「自分の製品はOOという象限専用のプロダクトである

と顧客にマーケしましょう。

「なんでもできます!」

とあなたが言うと、お客はあなたのプロダクトを見た時に、混乱します

すると、あなたのプロダクトが優れてても、あなたのプロダクトを混乱したお客は買いません。

最後に

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この私が作ったチョコレートのポジショニングマップは、右下が空いてます。チャンスがあるかもしれません。

起業家は、このようにポジショニングマップを使って、空いてる市場を見出し、そこを攻めてもいいでしょう。


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