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[早稲田大学教授直伝]差がつく調べ物術

クイズです。

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あなたは、ある会社の新入社員です。

前任者からある仕事を引き継ぐとします。

現在は、2021年とします。

あなたの目の前に、2000年~2020年までの20年分引継ぎメモが入ったフォルダがあります。

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あなたは、

①メモの最初の2000年から、最後の2020年へと未来に向けて読みますか?
②それともメモの最後の2020年から過去へ遡り、2000年のメモを最後に読みますか?

さあ、①、②、どちらかを選んでください。

答えは...

...

...

...

...

答え↓

結論、②が正解です。

②のほうが仕事が早く済みます。以下、詳細を解説します。

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ボツ案件の詳細は、読まない

例えば、2000~2020年の中で、2010~2017年に長期プロジェクトXがあったとします。

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そして、プロジェクトXは、2017年にボツ案件で案件が無くなったとします。

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あなたが2020年→2019→2018→2017年と読み進めたら、2017年のフォルダを読んでボツ案件と分かります。

すると、

2010~2017年の長期プロジェクトX

の、2010~2016年プロジェクトXに関連するフォルダは読むの不要と分かります。

今が2021年現在なら、2010~2017年まであった長期プロジェクトXについて、社内で話す人はいません。つまり、詳細の把握は無駄です。

フォルダの最初「2000年のフォルダ」から「2020年のフォルダ」へと未来に向けて読んだ場合

あなたがもし、2000→2001年→2002年...と過去から未来にフォルダ読み進めたとします。

結論が書いてある2017年まで到達するのに時間がかかります

つまり、2010~2017年のプロジェクトXの資料を、全部読んでしまう。

これは時間の無駄です。

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調べ物は新しい資料からする

社内の引き継ぎ案件に限らず、あなたの人生で調べ物は多岐にわたります。

必ず、最新の資料から、つまり未来から過去に向かって読み進めましょう。

未来から、過去にタイムマシンで進むイメージ画像↓

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このnoteの内容を教えてくれた早稲田大学「山田教授」

山田英夫教授は、いつも洞察に富む、素晴らしい講義をしてました。

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もし彼に興味があれば、以下のブラックジョークの効いた面白い「悪魔の辞典」をご覧ください。

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