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アプリのプライシング「最初は安く、徐々に高めていくのがいい」

起業家のSaaSアプリへの値付けには定石がある

私の会社のSaaSアプリも、値付けは本当に迷います。

以下のいい記事を見つけたので、重要部分を私のnoteに抜粋します。

最初の値付け

競合他社のプライシングモデルを参考にした上で、安い価格で戦うのか、新しい機能やテクノロジーでスイッチさせるのか、ポジショニングを考えます。

前者なら低価格路線ですし、後者なら競合よりも高めの設定になりますね。

今までにない機能を搭載している方が希少性が高く、また単価が高い方がユニットエコノミクスが上がりやすいので、コスト削減ツールでない限りSaaSの9割は後者になるでしょう。

とはいえローンチ初期は実績もなく、顧客も不安が大きい。価格で弾かれないためにも、最初は安さとのコンビネーションで考える必要があります。

例えば、今はまだまだだけど数年後には競合より10倍良いプロダクトを作って2〜3倍の価格で売りたいとします。

この場合、最初は競合の値段が1000円なら半額の500円からはじめて、価格も機能も顧客が何も考えずにスイッチできるようにする。

500円が難しいと思うならさらに半額の250円や、競合の10分の1の100円でやってみます。

出典:SaaS最初のプライシングをどう決める? Fond福山太郎、Treasure Data太田一樹と芳川裕誠

価格は重要です。

弊社のSaaSアプリの戦略では、トライアル1ヶ月提供を呼び水に、販売しています。

弊社の競合の、楽天の子会社はトライアルを提供していません。

故に、弊社の

トライアル1ヶ月提供

は顧客が弊社のアプリを使う大きな意思決定要因になってるようです。

弊社はベンチャーです。

楽天とまともに戦っても勝てません。

なので、トライアルと、本体価格の安さを武器に戦ってます。

その分、弊社は事務所は持たない、リモートワークを徹底するなどして、固定費を抑えてます。

価格の上げ方

値上げの対象にするのは基本的には新規顧客のみで、既存顧客は既存価格のままにします。この実行を恐れると、低価格のサービスのままになってしまいますから。

出典:SaaS最初のプライシングをどう決める? Fond福山太郎、Treasure Data太田一樹と芳川裕誠

→新規顧客のみ値段を上げるってのは、いいですね。

既存客の値段を上げる方法としては、新機能を追加するオプションを用意し、

「新機能を使いたいなら、追加料金です」

と、既存客の値上げを誘導するのがいいです。

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