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議論の相手と意見が合わないときに、使える技術

確証バイアスという、本能が人間にはあります。

確証バイアスは、自分の意見に沿う議論の材料だけを集めて議論を展開する脳の傾向のことです。

あなたが、アイデアAを支持してたとします。

あなたの議論の相手は、アイデアBを支持しています。

あなたと議論の相手は、最終的にアイデアAか、アイデアBは、どちらか一方しか選べないとします。

あなたと、あなたの議論の相手が、どちらも主張を譲らないと、議論が進まなくなります。

ここで役立つ技法が、お互いが相手の支持するアイデアを肯定する議論の材料を次のミーティングまでに3つ集めるという技法です。

ポイントは、次のミーティングまでに自分の意見を肯定する材料を集めず、議論の相手の意見を肯定する議論の材料を3つ集める事です。

議論の相手のアイデアを肯定する材料の3つ
は、既に議論された材料ではなく、新しい視点の事実や解釈を探します。

双方が相手の意見を肯定する3つのアイデアを持って、次のミーティングを開きます。

これを何度か繰り返して、相手の意見と、自分の意見の質を高めていきます。

これを三回ほど繰り返して、結論を出すと良いでしょう。

これで冒頭の確証バイアスを少し防げます。

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