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起業家の全ての問題は売上向上で解決する

私は田端大学という経営サロンのMVPを獲得しました。そして人として更に上を目指し、起業家の立場から起業家希望者向けに実践的なノウハウを届けたいと思い、noteを連載中です。

以下、3つの指標を紹介します。

1.虚しい指標(Vanity metrics)

2.次の行動につながる指標(Actionable metrics)

3.売上

です。

1.「虚しい指標(Vanity metrics)」

Eric Riesという投資家が提唱した概念です。リーンスタートアップという本で彼が詳細を紹介しています。

具体例は、ツイッターのフォロワー数やフェイスブックの「いいね!」数、などです。

これらが増えて、結局ビジネスは本当にうまくいくのか。これらの数字はビジネスに無関係な意味のない虚しい指標です。

虚しい指標(Vanity metrics)に対する指標は、「次の行動につながる指標(Actionable metrics)」です。

2.次の行動につながる指標(Actionable metrics)

次の行動につながる指標の例として、グーグル広告にお金をつぎ込んだら、投資に対して3倍の利益が出る効果が出ると分かったとします。

この「投資に対して3倍の利益が出る」というのは次につながるデータです。これこそ、次の行動につながる指標で計測する意味のあるデータです。

ところで、ガイカワサキという起業業界で有名な人が紹介する、ビジネスで虚しい指標、次の行動につながる指標以外の指標が有ります。

それは売上です。私は次の行動につながる指標より売上が重要と断言できます。

3.売上

ガイカワサキは、「起業への挑戦」という本で起業関連の全ての問題は売上向上で解決する言っています。

売上が上がって利益が出て黒字になると、投資家や銀行の説得は赤字の時と比較して劇的に楽になります。

売上上昇による現場の「人手が足りない」などの問題は、投資家がお金を出して解決してくれます。

起業で唯一無二のやるべきことは、適切な売上を見込めるお客を呼ぶことです。

私は、起業家として売上が少なくて何ヶ月も眠れぬ夜を過ごしたことがあります。

そして、私はビジネスの不安を払拭するため、とりあえず前に進んだ感を得るために、Twitterのフォロワー数を増やすなど、間違ったことをしていました。

ツイッターのフォロワー数、Facebookのいいねの数など、起業にほぼ無関係の上昇させやすい指標を計測し、その数の上昇を見て、仕事やってる感を味わいたくなります。これは倒産を近づけます。

売上を最大化するために毎日、顧客と議論し、顧客を観察し、顧客に提案して、顧客の真のニーズを見つける努力をしましょう。

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