千日「かいほう」行 7日目

今日、簡裁に出頭しました。先月、自転車で赤信号を無視したのを交通警察官に見つかり「赤切符」を切られました。取調官の聴取に反省し、今後しないと改悛の情を示しました。結果、初犯ということで「誓約書」を出して罰金は科せられませんでした。2回目は5万円と自転車講習会の受講が科せられるということです。

他者への危険性もない、ただ信号無視しただけで「赤切符」を切られるとは、「運」が悪かったとしか思えません。しかし「運」にも、自転車乗車中に自動車の暴走事故に巻き込まれる「悪運」もあります。

摘発された時、デイサービスからの母の出迎えの時間が気になって急いでいたのか、フラフラと警察官の存在に気付かずに赤信号を横断してしまいました。今後、両親の介護疲れでフラフラしながら自転車に乗ることがあるかもしれません。今回の摘発はそういう意味では、気を引き締める機会となる「良運」だったかもしれません。

あらためてここで「前科一犯」として自転車に乗っていくことを誓います。それが満行への一つの道になるようです。行者が行中に山中の水場で一休みするように、赤信号で水分補給など一休みすることにしました。

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