千日「かいほう」行 167日目

4月24日は「植物学の日」でした。「日本植物学の父」などと称される牧野富太郎の誕生日にちなんで制定されました。現在、NHKの朝の連続テレビ小説『らんまん』の主人公のモデルになっています。そのゆかりの地を「かいほう」しました。

東京の練馬区立牧野記念庭園は牧野富太郎が1926年から亡くなるまでの 30余年を過ごした自宅と庭の跡地を「開放」した施設です。西武池袋線の大泉学園駅南口の近辺にあり、30年ほど前に新聞配達をしていた時に「回峰」しました。
練馬区立牧野記念庭園
https://www.makinoteien.jp/

高知県立牧野植物園は亡くなった翌年の1958(昭和33)年に高知市の五台山に開園しました。ゆかりの植物が生育する約3,000種 の中には学術的に貴重な植物や博士が名付けた植物もあります。園の横には四国八十八か所霊場の第31番札所「五台山金色院竹林寺」があり、その巡礼途中に「回峰」しました。
高知県立牧野植物園
https://www.makino.or.jp/

四国八十八ヶ所霊場会
https://88shikokuhenro.jp/

神戸市湊川にある会下山小公園は牧野富太郎の研究所の跡地で、その案内板からは神戸の市街地が眺望できます。

牧野富太郎は亡父にとってもゆかりのある人物です。博士は植物の標本とともに植物に関わる書籍も収集しました。亡父も生前、植物の細密画を描いていたので、それに関する書籍を収集していました。その遺品の中に博士の書籍もあり、今回「かいほう」できました。

マキシラリア

亡父が描いた作品は定期的に玄関や仏間に展示して「かいほう」しています。現在はミニ洋らんの「マキシラリア」です。花が美しくて長持ちするランを描くことが多くありました。題材にした「マキシラリア」はありませんが、シンビジウムは今も自宅で育ち続けています。現在、母と一緒にお昼のおやつ時間にツツジと眺めて「かいほう」しています。ただ母は「花より団子」のようで「かんしょう(鑑賞、感傷)」はなさそうです。

シンビジウム


ツツジ

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