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風は強く吹いている

正月の恒例行事といえば

箱根駅伝ですね。

関東圏の大学が東京・大手町と箱根を往復する駅伝です。

母校の誇りを胸に襷を繋ぎます。

そのフィクションの物語ですが

とても面白かったです。

2020年一冊目に読めて本当に良かったと思います。


主人公の清瀬灰二と蔵原走。

この2人と竹青荘に住む人たちの物語。

高校の時トップランナーだった人から

初心者までいるメンバーを

キャプテンのハイジがまとめ上げます。

今回考えたいことは2つ。

★清瀬ハイジのようなリーダー性について

★走る意味について

この二つをトピックに考えていきたいと思います。

リーダーとは

リーダーとは何をするのが役目なんだろうか。

私が今回の本で感じたことは

チームメイトに火をつけることができる人

が本当のリーダーであるのではないかと思います。

「やる気はその人次第」

という考え方もあるかもしれません。

しかし、大きなチームの中でチームを引っ張っていこうとする人は

なかなかいないのが現状です。

私の職場でも本質的なリーダーの役割をしている人は

あまりいません。

自分のことで精一杯だと思います。

私も年を重ねてくるとリーダーの役割をしていかなくては

ならない時が来ると思います。

その時に仕事内容を伝えるだけのリーダーはいけないと思います。

チームメイトがその仕事を

・より良く

・面白く

・発想を豊かに

取り組めるようにしていくのがリーダーだと思います。

そんなリーダーは難しいですが、なりたいなと思います。

走る意味について

私はランニングを初めてもう1年くらいが経過する。

なぜ走るのか。

それは速く走りたいわけではない。

確かに速く走れたほうがいいし格好いい。

でも、そうではありません。

走ると

・健康になれる

・気持ちよさを感じる(達成感)

から走るのだと思っています。

蔵原走も

なぜ自分が走るのか?

そう考え続けてきました。

考え続けた結果を私は知って感動しました。

記録だけを目指して走っているのではないんだなと。

走っている時の風を受ける感覚。

その研ぎ澄まされた空間。

それが楽しくて美しいんだと。

今回の本は本当に面白かったです。

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