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noteはじめました

プロフィールにも書きましたが、僕は写真を趣味としている理系の研究職サラリーマンです。noteでは、主に写真のことや科学に関することを書いていきたいと思っています。

趣味「写真」について

自己紹介などで「趣味は写真です」と言うと、結構たくさん「僕もカメラが趣味です」と言う反応があります。実は、その都度少しの違和感を飲み込んでいます。極々小さな個人的なこだわりなんですが、趣味として「写真」と「カメラ」は違うと思っています。

僕がまともに写真を撮り始めたのは、中学生の頃でした。父のNikon FMを借りて、同級生と近所の公園などで撮影していました。その後、高校生の時にアマチュア写真家の祖父からCanon AE-1 Programをもらい、大学生の時にCanon A-1を中古で買いました。しばらくはお金に余裕も無かったので、デジタル一眼レフにはなかなか手が出せず、社会人数年目にNikon D90を買ってから、少しずつレンズを買い足したりしています。他にも、水中・日常用としてOlympus PEN E-PL5も使用しており、トイカメラも含めて色々なカメラを使ってきました。
この経験から、カメラとレンズは写真の出来に大きく影響するものではあるが、自分がやりたいことは「その場の空気を感じられるような写真を撮る」ことであり、カメラ自体はあくまでその道具であると思っています。良いカメラ・良いレンズがあれば良い写真が撮れるのではなく、どんな写真を撮りたいかが最初にあり、その為にどんな機材が必要かは後から決まるのです。

どうにも「趣味はカメラです」と聞くと、良い機材を揃えることが先に来ているように感じてしまうので、自分では必ず「趣味は写真を撮ることです」と言っています。

フィルム(銀塩)カメラの呪縛

他にも、自分なりのこだわりと言うか呪縛があります。中学生から大学生のお金のない頃にフィルムカメラを使っていたため、デジタル化した今でも、連写があまり好きではありません。
当時の自分にとって、フィルムは貴重なものだったこともありますが、機材がデジタル一眼レフになっても、まず撮る題材を決めたら、どんな絵にするか構図を決め、ブレと被写界深度を考えて絞りとシャッタースピードを選択し、ここぞと言うタイミングでシャッターを切る。思い通りに撮れていなければ、自分の腕がまだ未熟だと言うこと。そんなスタンスは変わりませんでした。

フィルムでは現像するまで思い通りに撮れたかはわかりませんでしたが、今はその場で細かく確認できますし、ダメなら撮り直しができます。連写だって、電池以外は消費しません。でも僕は未だに呪縛から逃れられず、設定を変えつつ数枚撮ることはあっても、際限なく何度も撮り直すのは好きではないです。特に連写は、自分が狙って撮れたわけではないと言う点で、自分の作品だと思えないんです。

また、デジタルならではの利点として、ホワイトバランスの調整や、後加工で色味もトリミングも自由にできることがあります。僕の個人的な感覚としては、これも写真を撮るというより絵を作る作業のような気がしていて、D90は入手以来ずっと色味はニュートラル設定で、ホワイトバランスは太陽光に固定、撮影後の加工もほぼしていません。いわゆる撮って出しで完成できることを目指しています。

初めの終わりに

まずは自己紹介がてら、僕の写真に対するスタンスを書いてみました。色々拘っているように書いていますが、最初の方に書いたように、機材に対する拘りはあまりなく、スマフォでも色々試して撮っています。自動補正されるのは好きではないですが、それを前提とした撮り方で、良い写真が撮れることもあります。ただ、やはり「思い通り」の写真は、一眼レフの方が多いですね。

noteでは、こんな写真に対する思い、うまく撮れるコツや、仕事柄気になっている身近な科学のお話などを、ゆっくりと書いていきたいなと思っています。
なお、よく撮れた写真のうちいくつかを、OpenSeaというNFTのマーケットプレイスで販売しています。もしご興味あれば、まずは見るだけでもご覧ください。

https://opensea.io/T_SAKUMA

#自己紹介  #写真 #カメラ #NFT

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