運命の出会い〜ニューミュージック〜
ギターを習い始めてメロディを弾く事を選んだ鐘己少年だったが、ベストテンなどの歌番組が増えるにつれて、弾き語りというものに興味を持ち始めていた。
というのもフォークブームからニューミュージックと呼ばれるジャンルがテレビやラジオから流れ、ギターを弾きながら歌う歌手たちを目の当たりにすることが増えてきたからだ。
ある日、鐘己少年は散髪屋さんである曲を耳にする。
「中島みゆき/わかれうた」
この頃は、まだ小学6年生だったが、彼の心にとても印象的に響いたそう。
そして、親戚のおじさん