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発達障害と右脳開発

先日の続きですが、中2になる長男は右脳開発で知られている
七田式に通っていました。

1歳前後くらいからだったと思いますが、そこから
小学校3年生までお世話になりました。

そもそも発達障害でも効果ってあるんだろうか。
一般的な子の脳とはやや違う「脳の個性」があっても有効なのだろうか。
そのようなことを思いながらもご縁によりお世話になりました。

ご縁といっても、当時住んでいた同じアパートの棟に七田式の教室が
あったので「体験来てみな~」と声をかけていただいた。
それだけです。

皆さん遠くから通われていて、お子さんがお腹にいる時から(胎教)レッスンに通われる方もいらしたり、また私立小学校や中学校のお受験を考えてるような教育熱心な親御さんばかり。

我が家とは無縁の領域というかそんな感じで、同じアパートだから来てみた我が家は完全なる場違い。

しかし、私自身が実は、この七田式を取り入れている幼稚園に通っていたので、場違いながらもどこかすんなり受け入れられている自分がいました。

肝心な息子はというと幼児クラスでしたので楽しんでました。
フラッシュカードを使いながらのレッスンやら音楽(歌)に合わせて踊ったり唄ったり。
また、直感力を鍛えるようなゲーム感覚の遊びだったりもありました。
息子はレッスン時間の間、座っていられないとかはありましたが、
年齢がまだ小さいだけに発達障害云々ではなく周りも同じような子はおり、
レッスンを重ねていく度に自然と座っていられるようになっていました。

しかし年齢が上がるごとに、内容はもちろん変わり、短歌に俳句にかるた、歴史人物、社会科ソング・理科ソングなどなど…。
暗唱の量が増えていき親子共に挫折気味。

小学生になるとさらに他者との協調性とか人間性
大きな夢や志を持てるようなレッスンも含まれてきます。
人間性を磨くような、社会にでたらリーダとして活躍できるような
心の在り方なんかも自然と身につけることができ素敵だなぁっと思いました。

結果としては、
無駄なことは何ひとつありませんでした。
周りの子より劣る点は多かったですが、発達障害があっても効果はあった
と個人的には思っています。

暗記力
これは自然と身についていました。 そして、暗記する方法も七田で行っていた歌にして覚える方法。 今も本人が自らテスト前にやっています

また、小学生の時に七田式で暗記していたものが中学校に入り学習に出てくるようになり本人の記憶が蘇っているようで「七田で覚えたおかげ」という言葉が息子から今になり多々出てきます。
短歌や俳句・元素記号・歴史人物  など

もちろん全てを覚えてる訳では無いのですが、それでも無知よりは、
ずいぶん楽なようです。

息子の光を見つけてくれた先生
我が子にとって1番良かったのは素敵な先生にお世話になれたこと。
年配のおばあちゃんのような先生でしたが、子供達のためにいつも一生懸命な先生でした。

そして、この先生だけは、息子を信じていました。
「発達障害だから何?そーやってお母さんが障害だからと諦めたり無理と決めつけてはダメ!○ちゃんはできる。」
という感じの先生で。
また、他のお母さんと違い、私は教育熱心から程遠い存在だったので、
気がかりだった(問題児的な)のか、私自身も可愛がっていただきました。
とにかく熱い。
「光のない子なんて一人としていない。発達障害だって必ず輝くものをもっているんだから!」
いつもこんな調子でしたので、
正直、時にはうるさいなぁとか、鬱陶しいなぁと思ったこともあります。
でもこういう先生って貴重な先生なんだって今はわかります。

そして、この先生が息子の光を見つけてくれました。

「お母さん、いっぱいを読ませなさい。
読まないならお母さんが毎晩読み聞かせしなさい」
って、耳にタコができるくらい毎回毎回言われました。

この子は特別な感性の持ち主よ!
この子は、世界観が豊かでストーリーや人物の気持ちを読み取る力が
優れている。

と言ってくださいました。
今現在、
息子は特に賞をいただくとかもなく、天才肌でもなくいたって普通の中学生です(笑)

でも息子の人生に本が必須となっているのは確かなんです。


続きはまた次回に。

今日もお読みいただきありがとうございました。

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