アフィリエイトではないし、SDGsでもない、本のはなし
活字に関して、紙派か電子書籍派かという終わりなき戦いがありますが、あなたはどちらの陣営でしょうか?僕はといえば、紙も好きだし電子書籍も好きだなぁという中途半端なスタンスでおりますが、いかんせんどちらも良いところがたくさんあるので困ります。
最近、本棚を買いました。普通の厚さの文庫本であれば200冊は入る大きさでしょうか。さっそく手持ちの本を並べてみますが、読書家というほどではないので今のところ、すかすかで寂しい本棚になっています。素敵なデザインの本棚ですのでギチギチに詰めるつもりもないのですが、やはりある程度の量の本を並べないと様になりません(100冊くらい?)。そういうわけで紙の本が欲しい、そういう年頃です。「本棚は人を表す」なんて言葉もありますし、自分の精神を具現化させてみたい、遊びにきた友達にそれを見て欲しい、と思う気持ちもすこしあります。手段と目的が倒錯してないか?、なんて厳しいことは言わないでください。良いんです。
というわけで、早速気になっていた本を数冊買いました。買ったらかばんに入れて持ち歩きます。すると運んでいるうちに表紙の角が折れてしまったり、帯が破れたり、充電ケーブルがページの間に挟まってクチャっとなったりして悲しくなります。たぶん人よりも手汗が多いので、紙がしなっとしてしまうのも好きではありません。モノは大切にしたいのです。
その悩みを解決してくれるのがKindleです。ここでは電子書籍サービスとしてのKindleというよりは、端末としてのKindleのことを言っています。僕が持っているのはKindle Paperwhite(第10世代、最新は11)です。これがまぁ便利で、「所詮スマホと同じような画面でしょ」と思っている方にはぜひ一度体験していただきたいと思っています。このディスプレイ、ディスプレイには全くみえません。スマホやTVの画面とは全く質感の異なる、マットで淡いディスプレイはほぼ紙と言っても過言ではありません。文字を印刷した紙の上にさらりとしたフィルムを一枚重ねているような、と表現するのがしっくりきます。スマホアプリのKindleで読書するのとは全く異なる体験です。薄くて軽くて、本が何十冊も入るし(きっと何百冊だって)、わからない言葉があれば内蔵の辞典で調べることができます。充電も数十時間は持ちます。お風呂場や薄暗い枕元でも読書ができます。何よりかばんの中で折れ曲がったりしない!これほど素晴らしいものは世の中になかなかありません。これからの人生、紙で必要な書籍以外は全部Kindleにしてしまえ!
本棚!!!
結局のところ今でも結論は出ていないのですが、一つ考えたことは、お財布さえ問題なければ紙本とKindle本を両方買うということでしょうか。Kindle本を先に買って、コレクションとして手元に置いておきたいと思えば紙でも買うという順序がいいかもしれません。紙の本は好きですが、機能面でKindleには勝てないのも事実です。海外旅行のときなんて特に便利です。旅先で本を読み終わってしまっても、ネット環境さえあればまた新しい本を手に入れることもできますし、暗い飛行機の中でも読書灯の助けなしで読書ができます。僕がKindleを買った2019年よりもだいぶ値上がりしているようですが、快適な読書体験をもたらしてくれるに違いないと思っています。Kindleで素敵な読書生活、いかがでしょうか?
追記 : 漫画の場合
漫画に関しては例外なくKindleで購入しています。場所をとらないこと、見開きに跨る大きいコマの絵が見やすいこと、紙よりも絵が綺麗なこと(印刷の問題?)がおおまかな理由です。11インチのiPadで読むと、紙の漫画とほぼ同じ大きさで読めます、手元に紙の漫画がないので確かめることはできませんが。あと、エッチな漫画を買っても他人にバレにくいという利点もありますが、ヒミツですよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?