国を越えて使えるスターバックスカード

2019年3月20日 22:53

ベトナム、ホーチミンシティ在住の添谷です。みなさん、スターバックスはお好きですか。(私の知る限り)どこでも抹茶フラペチーノが楽しめるスターバックスはまさにサードプレイス。もちろんベトナムでも訪れます。

スターバックスでの購入に使えるプリペイドカード「スターバックスカード」は発行国によっては国を越えて使えるのをご存知ですか。

スターバックス
世界に展開するコーヒーチェーン。2018年時点で78のマーケットに29,324のお店があります。

スターバックスカードの発行国が以下に含まれる場合はお互いの国のスターバックスにてカードを利用できます。

・アメリカ
・プエルトリコ
・カナダ
・イギリス
・アイルランド
・メキシコ
・オーストラリア

例えばアメリカで発行したスターバックスカードをイギリスの店舗で使用した場合、ポンドをドルに変換し、その金額がスターバックスカードから引き落とされます。

日本発行のカードは未対応

残念ながら、日本で発行されたスターバックスカードは海外の店舗では利用できません。また、海外で発行されたスターバックスカードを日本の店舗で使う事も出来ません。

2015年にアメリカ Starbucks Corporation がスターバックスジャパンを完全子会社化しました。その時「日本のスターバックスカードも海外で使えるようになるかも」と期待していましたが、そんなことはありませんでした。今後に期待です。

国を越えても使いやすい決済手段にクレジットカードが挙げられると思います。電子マネーや米ドルを除く現金は国を越えて使われることは少ないのでは無いでしょうか。

中国のアリペイを使えるお店が日本に増えてきました。しかし、これは主に訪日中国人をターゲットとしており、日本人が日本でアリペイに登録して中国で使うというケースを想定していないと思います。

一方でスターバックスカードは対象国で発行されたカードは相互に利用できます。利用店舗はスターバックスに限られますが、国を越えて相互に利用可能な決済手段を提供しているという意味ではクレジットカード以外で一番進んだ決済のプレイヤーとも言えるのではないでしょうか。

決済手段の未来にワクワクしながら、手元にある抹茶フラペチーノを飲み干したいと思います。

P.S. ベトナム発行のスターバックスカードはベトナム国内でのみ利用可能です。

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