なんとかやってます。
新しく仕事を始めて3週間が経ちました。
今日のテーマ(#はたらくってなんだろう)に関して、最後にかたってますので、最後までお付き合いくださるとうれしいです。
感覚としては、2週間って感じでしたが、3週間が過ぎてました。
そう、今まで、教えるということを中心にしていたので全く違う環境で始まったわけです。
ある業種の広報をするっていうことですので、外で広報紙を配ったりなんかもあるわけです。
事務所も立ち上げたばかりなので、部屋のコーディングとかしていく段階も垣間見ることができました。
この業種の専門家たちの経験、最近の流行、この事務所に限ってのやり方が入れ混じって作られていくんでしょうが、よく考えているな~って感心するばかりでした。
さて、外に出て広報紙を配るんですが、私以外にも同じ業種で配っている人がたくさんいます。
そんな、人たちともあいさつしながら、いろんなことを情報交換できて、役立つことも多いし、一人じゃないんで力も出ます。
で、なにより印象的なことがありました。
そこに、今の時期に売れそうなマフラーや、帽子を売りにくるアガシ(お嬢さん)が現れたことです。
小さな折りたたみテーブルを引っ提げてきれいな布を敷き、そこにカラフルなマフラーや、帽子を並べる。
通りかかる人が目を止めれば
”あったかいですよ~”なんてじょうずに引き留めておしゃべりが始まる。
彼女がある時、私に話しかけてきて
”せんせい~、私、今日はなんだかお寿司が食べたくて行きつけの寿司屋さんに電話して、やってますか?ってきいたら、もちろんやってるって...
だから、これが終わったら食べに行くんです”
なんて唐突にも話しかけてきた。
”いくつも売らないのに、お寿司なんか食べちゃったら今日の売り上げ、全部飛んじゃうけど...フフフ”
”でも、(私のことを)せんせいみたいですね”
なんて話し続けるもんだから、
ビックリして、私もつられて
”実は、日本語を教えてる日本人ですよ” なんて、うかつにも口走ってしまった。
彼女が”ヘェ~、やっぱり”って感じで
特にビックリするでもなく、
”私、旅行が好きで日本によくいったんですよ。ホントきれいな国ですよね”
なんて言ってくれる。
”私は、店で働くこともできるけど、店の中で、BMGを流して、お茶を飲んで、本でも読みながら、あったかいところでお客さんを待っているより、こうして外に出ていろんな人に会うのが楽しい!
せんせいみたいないい人にも会えるしね~”
私はこんな彼女に会ったことが、私を広げてくれる味わいだなってとてもうれしくなってしまった。
働くって、自分ではあまり考えたことなかったけれど、それに生きるために仕方なくする人もいるんだろうけど、彼女を見ていて思うことは、仕事の中で誰かに会って、何かを感じて、何かを伝えて…そして嬉しくなる(相手が、私が…特に私が)。
それを自覚していようがいまいが、そういうことじゃないか。
いや、そうであれば理想的。
生きるってこととイコールになるものね。
ということで今回のテーマについてお話してみました。
最後までありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?