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ライフストーリー #2 7〜12歳

前回のライフストーリー

へろう。
今回は人生ピークと自己評価をしている小学校時代を書いていく。
その前に、僕がライフストーリーを書いている理由と、0~6歳までのことを知りたい人は前回の記事から確認してくれると嬉しい。

ライフストーリー#2 人生のピークだった小学校

7歳〜12歳と言えば、ちょうど小学校に入学して卒業するまでの期間である。
タイトル通り、小学校の6年間は僕に取っての人生のピークである。何を持ってピークと言っているかというと、自己肯定感がMAXだったのである。
自分は何にでもなれると思ってたと同時に、仮に何者にならなかったとしても人生は楽しいと思っていた。
野球も、他のスポーツもそれなりに出来た。父親の影響もあって、人を笑かすこと、ツッコミを入れることは意識的にやっていた。そうすれば自分が上手く立ち回れていると思っていた。
主体性を持って発言し、行動するとみんなを巻き込んでいけることも分かった。
あと、なぜか異様に女子にモテた。バレンタインの日は1時間毎に女の子が自宅にチョコを持ってきてくれた。告白も多くされた。初恋もした。両思いにもなった。
地域の団体主催の林間学校で、他の小学校の人たちと会ってもその状況は変わらなかった。自分は人生を上手くやれているんだと思っていた。
先生でさえも僕を贔屓にすることがあった。クラス委員長をやったり、学校対抗のリレーにも選ばれた。小学校の文集の「かっこいい人ランキング」にも入った。女子の友達にジャニーズの面接を受けるよう真剣に言われたこともあった。正直言うと、調子に乗っていた。

書いてて良く分かったが、僕は大した努力もしていないのにこういったものを手に入れてしまった。それが後にも影響していて、何かに打ち込んだり、努力することに意義やメリットを感じていない時もあった。

自分に才能があるとか思っていない。たまたま、人より上手く振舞うことが出来ただけ。努力もしてないのにそれなりに出来てしまうと、それなりの結果で満足してしまうのだ。最大限とか、最高を求めなくなってしまう。
この頃は見せかけの自信をもって振る舞えば、意外と周りの人たちは興味を持ってくれる。堂々としているだけで、好印象を与えてしまう。
そんな小学校生活だった。

熱意を持てない日々

そういう過ごし方をしてきたので、楽しいかどうかが一番重要だった。というのも、当時は楽しいと思えるものが上手くこなせていたからだ。
気持ちが乗りやすいと、どうやればそれなりの事が出来るようになるか感覚的に分かる。という感じだ。
逆に言うと、楽しいと思えないものには全く興味が湧かない。例えそれがやらなければいけないことだったとしても。自分の好奇心が湧かないと、いかにしてそれをサボるかという事を考えてしまう。ある意味わかりやすい性格ではあるが、これが今も仕事の場面で現れてしまうのでほんとに気をつけなければならない。

何かを頑張る時も、最初は楽しくやってたとしても、面白くなくなったら急に止めてしまう。熱しやすく、冷めやすい。
基本的に、何かを成そうと思ったら楽しいことばかりじゃなくて、いやむしろ辛いことばかりなので、耐え忍ぶ時期は必ずある。だから僕は、一つの事を続けられなかった。最高を求めていなかったから。
野球は惰性もあるが、それなりに続けた。だが他にも、水泳に剣道とやっていたがどれもそれなりで満足してしまった。
自分が人生を賭けるものはこれではないと思っていた。

人生のピークではあったが、何かに打ち込んでいるわけではない。
僕の小学校生活はそんな感じだ。

ライフストーリ#3へ続く。

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