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終わりの始まり-第二章- 20120922新潟2日目


こんにちは、前回の続きの新潟黒限2日目です。

前回同様ほぼ文字しかありません。

目次をつけますが6,000字以上あります、前回より長いですが読んでくれたら嬉しいです。

-わたしの脳内にて-


私「9年前の自分…文章含めてお前何様じゃって感じだわ本当に…恥ずかしい、変なところだけ訂正、ていせーいと…。タイムスリップできたらこの時の自分をぶん殴ってその首を締め上げに行きたいわ。」

くろし君「それは不可能だから仕方ないね。これは次の日のライブのお話だね」

めいちゃん「あれ?9月22日ってわたしと一緒に行ったお台場のライブと同じ日じゃない?」

私「言われて初めて気づいたわ…そう、その時から7年前の9月22日の出来事よ」

くろし君「こないだ書いてなかったけど黒服限定1日目に衝動買いしたゴルチエの服を着てライブ前古町の商店街を歩いてたら通行人の視線が痛かったんだよね??」

めいちゃん「原因はお洋服だけじゃ無かったわよね…?」

私「わー!やめるんだ!!これだけは言わないぞ…絶対に!!」

めいちゃん「過去を否定するのは良くないってまきちゃんいつも言ってるじゃなーい」


私「また君たちは…最近ますます意地悪になってきてないか?過去の記憶を勝手に探ってバラそうとするの本当にやめて…(´;ω;`)」

くろし君「それではまた9年前の9月22日のライブの思い出を当時のブログから振り返りますね!」

※ここからは前回同様昔書いたブログを再編集しております


20120922



リスキーゲーム第二夜。


まさか二日目も白山羊ではなかろうな?


また白い衣装だった時のために墨汁買いに…いや、落ち着けわたし。

前日ライブ後に暴言吐きまくったからそのバチが当たってホテルに帰った後散々な目にあったんじゃないか…?

そんな物騒な事をライブ前ずっと考えていましたな。


定刻どおりKayaさんからスタート!

Kaya


セットリスト(オフィシャルから)

Arachne
Ophelia
Rose Kingdom
MC
Vampire Requiem
BABYLON
Silvery Dark
Pourriture noble
Kugutsu
Medusiana
SALOME
Rose Jail

生Kayaさんは本当に数年ぶりでした。見たかったんだけどずっと機会に恵まれなかったのよ・・・

お召し物は人に遮られて見えず、黒いドレスでバラがついたヘッドドレス??で髪はウィッグかな?縦巻きで結構長いとこまでしか確認できず。

(あとでKayaブログをみたらOpheliaのドレスだったそうです。)

かや子さん何年かぶりにみても軸がぶれていない所に安心した。



かや子さんの振り付けに合わせて手を動かしたりするのが楽しい。


年甲斐もなくかや子が「もっと声をちょうだーい!!」と言うたびに「ヽ(´∀`)ノ<かやー!」とやってましたよ。

本当に何年かぶりにパカって手を広げて咲きましたよ。


9GOATSでこんなことはできませんよ。



MCで覚えてる部分だけ抜粋。


Kaya「今日はリスキーさん主催イベントですが・・・私今日黒服限定だってことさっき知りました。」

どうやらドレスコードを知らなかった模様。たまたま衣装が黒で良かった的なことを言ってました。

Kaya「(客席を見回し)黒いわねぇ・・・90年代?」


90年代あんまりリアルに触れてないけど、こんな感じだったんだwww


衣装がミニ丈で舞台上においてあるサーキュレーター(姫は扇風機と言っていた)に近づくとスカートがめくれてしまうので暑くてもあんまり近づけないといっておりました。

少しづつ近づいてやっぱ危ないわと言って離れて行きました。


ぐぬぬぬ・・・ミニ丈衣装だと?見えなかった。


かや子さん終演後、ツイッターを見てみたらかや子さんのツイートが、終わってすぐなのに!


こちらこそ楽しい時間をありがとうございました。


9GOATS BLACK OUT


セットリスト

新曲(ラテン調)
Lilith
Table of the Mortal Sins
missing
nude
SALOME
690min
BABEL
sink
憂鬱と孤独
新曲(水際の烏)
in the rain
甘美な死骸
any
rip current

EN.
float
軽蔑
Who's the MAD


この日初めてド下手で見てました。いつもは真ん上手寄りセンターの位置で見るのでたまには新鮮で良いかと。


が、この選択が結構大変な事に・・・後で書きますよ。


3人は黒い衣装の黒山羊さんでした。

うわーい、よかった…(´;ω;`)

3人の衣装詳細(うろ覚え)

hatiさん→黒カーデに襟が大きく開いたカットソー、細いストール。ボトムはサルエルパンツ?にレギンス重ね着?髪型は自毛で盛っていました。女子スタイル。一人カジュアル路線。

utaさん→黒スーツに黒いシャツ。髪を思いっきり立てておりました。90年代のかおりがします。そんなうたさんが大好きだ。

ryoさん→黒スーツに細いストール。髪はふわふわでおろしていました。あれ?シャツらしきものが見当たらない!見当たらないよ!ジャケットのボタンはしっかり閉めてたけど胸元全開だよーーーー!!!!


そして・・・りょうさんの黒い口紅きたよーーーーー!!!!


ゴホン、興奮気味ですみませんでした。だって黒い口紅のりょうさん好きだしかっこよかったんだもん。


記憶が薄れてるので曲についてはあまり感想書けません・・・だから覚えてるとこだけ。


前日と違いメンバーのテンションが高かったような気がしました。


はちさんは女子力復活だし


うたさんは顔でギター弾いてるし、顔でギター弾く人好きよー。うたさんの演奏する時のスタイル好きよー。


今回はりょうさんが見づらい!頑張って必死で人の隙間から見てたよ。


うん、美しいねぇりょうさん。

今日は特に黒紅だから余計にねぇ…黒紅に限らず口紅似合うねぇ。平たい顔でタラコ唇の私にとってうらやましい骨格だよ。


でもね、感情がむき出しなのは前日と同じようにみえました。これは後ほど記します。


690minの時に事件が起こった・・・


りょうさんのジャケットの下は何も着ていないと思っていましたが、ふとみたら黒いシャツがありました。

どうやらボタンがはだけていただけでした。ちぇっ。


(もっと見せてくださってもかまわないんですよー。たまには)


いつもアルペジオの所はryoさんは天に向かって仰ぐようなしぐさをするのだが・・・


なぜかド下手にやってきました。で、はちさんの前に行きはちさんに絡むのかと思いきや・・・


下手スピーカーに絡み始めましたよ!このお兄さん!


しかもかなり濃厚に・・・。というか何かにすがりつくかのような仕草にも見えました。


なんか、スピーカーに絡みながらスピーカーの方に顔をくっつけてるんですけど…無駄にドキドキしました。


もうこの段階で私の心が大変でした。下手の民になってよかった・・・


始めに書いた大変な選択はこの事でした。


この日は新曲少なめでした。でも個人的に好きな曲3曲やってくれて嬉しかったり。

sinkを何年かぶりに生で聴いた時に…
このバンドで初めてこの曲聴いて感動したんだよな・・・
Sugarと2マンやるって事になって・・・それからライブみて9GOATS好きになったんだよな・・・


と、色々回想してるうちに色んな想いがこみあげてきて・・・


でもまだ泣かない!


あと、まさかのin the rain でりょうさん感情がこもり過ぎたのか盛大に歌詞飛んでるとこがあったよ。


アンコールのWho's the MADかなんかでうたさんが・・・いつも見るかぎりりょうさんから絡んでくる事が多かったんだけど、うたさんからりょうさんに顔を寄せましたよー。


あと、りょうさんが何度か首にマイクコードをぐるぐるひっかけるたびにニヤ(・∀・)ニヤしてしまっていました。


ああ、あのお方に影響うけてるのかしら?りょうさんも。あまりおくびには出していないけど。


そんなこんなで9GOATSのライブが終了。


ゲンさんのご挨拶からの…


・・・あれ?こんで終わり?


と思ったらリスキーのゲンさんが登場。その後9GOATSの3人が出てきたあとKayaさんが出てきてゲンさんにお花を贈呈してました。

説明しよう!

ゲンさんとは…本間ゲンさん。新潟のインディーズ専門店RISKY DRUG STOREの店長さんでありイベンターさん。新潟V系界の言わば首領的な存在。
新潟のバンドはもちろん、他の地方のバンドも新潟でライブをやる時にお世話になる事が多いよ。
ちなみに黒夢もインディーズ時代お世話になっていました。



ゲンさんからリスキーラストについて


「20年・・・リスキーになる前からなら25年やってきました。今回リスキーは終わりを迎えますが、今は公表できませんが始まる為の終わりです」


というような事をまずおっしゃっていました。うろ覚えです本当にすみません。


以下本当にうろ覚え。本当にごめんなさい。


まず9GOATSのみなさんからゲンさんについて一言ずつコメント。


うたさんは

「昔hatiと一緒にバンドをやっていた頃にゲンさんと初めてお会いしました。当時はボロクソ言われていましたが最近になっていいじゃんとかいってもらえるようになりました。」

はちさんもそんなようなこといってた。

はちさん「昔O-DOというライブハウスにD†SHADEを見に行った時に受付に怖い人がいる!と思いました、ゲンさんでした。」

懐かしい名前がwww客席ちょっと沸いてました。

(この後新潟O-DOと言うライブハウスだったと思い出したので修正、本当にお寺のお堂を改装したライブハウスだったそうです、今はもうない。)


りょうさんは

「初めて会ったのが17歳くらいの時で、まだバンドやる前にライブの制作見習いみたいな事させてもらってました。ゲンさんに色々教えてもらったり叱られたり背中を押してもらったりして今があります。」

と言ってゲンさんと握手して抱き合ってました。

りょうさんはゲンさんあってのりょうさんなんだな・・・と。

抱き合った後のりょうさんの笑顔が素敵でした。

説明しよう!

高校生の時に初期黒夢のライブを見てバンドをやりたくなったryoさんは高校を中退し、RISKYのゲンさんの元でスタッフとして働いていろんな事を学んだのちD'elsquelに加入しバンドマンになりました。(RRインタビューより)


ゲンさんは…

「去年の黒限でryoが歌い続ける限り自分も頑張らなきゃなと思っている。その約束は果たせそうだ・・・」

とおっしゃっていました。


そのあとKayaさんから


Kaya「私がゲンさんと関わるようになったのは本当に最近です・・・」このイベントに呼んでくれてありがとうございました的な事言ってました。

かやこさん本当にごめんなさい!!!大事な事言っていたのに本当にごめんなさい。


んで、りょうさんが真っ先にハケました・・・と思ったら戻ってきた。



「ごめん、俺KYなことした。大事なこと忘れてた。今日は・・・ほら、ゲンさんの誕生日!」



下手からケーキ登場。



年齢とか言ってたけど伏せます。


「みんなでハッピースーデーの歌を・・・」


とりょうさんと客席でハッピーバースデーを歌ってお祝い。


りょうさんのアカペラでハッピーバースデー・・・耳がとても幸せでした・・・。


また私の心と耳が大変な事になっていました。


新潟に来て良かった…



ゲンさんが最後にお辞儀して2日目終了。




私の黒限も終わりました。



ライブ編はこれにて終了。

後日談


くろし君「りょうさんのアカペラ聴けてうらやましいなー!」


めいちゃん「ゲンさんはその後場所と名前を変えて新しいCDショップを開いて今でも続いてるみたいね。2日間の感想をまとめるとどんな感じなのかしら?」


私「まず言えるのは決して手放しで良かったとか言えるライブではなかったけど新潟へ来て良かったと言う事よ。本当に2日目に黒い服だったから安心したよ…」


めいちゃん「りょうさんが黒紅だからゆるす!ってまきちゃん…昔からそう言うチョロ松さんなとこ変わらないのね」

くろし君「どれだけRAZORと周りにモヤモヤしてもライブでDIMENSIONをやってくれた瞬間によし、許す!って思うのと同じじゃないか…」

私「…りょうさんと猟牙では好きのレベルが違いすぎるから同じじゃないわ」


くろし君「DIMENSIONは剣さんのギターの音とフレーズが好きなのが1番の理由じゃないか…ところでまきちゃんの中のりょうさんは神様として崇める存在に近かったんだよね?」


私「そう…盲目信者だったのよ。ずっと感じている事だけど9GOATSの楽曲は本当にその人間自身が込められてると思う。だけど、それはあくまで9GOATSとして出てきている人自身と言う風に感じてたの」


めいちゃん「つまり、中の人は関係ないと言う事ね」

私「Kind of human mindツアーの名古屋含めてryoさんについて感じていた事がこの2日で確信に変わったのかもなーと」

くろし君「どんな事?」

私「例えるなら…真さんと眞呼さんは優しさが垣間見えても中の人を感じないんだけども…ryoさんは中の人がむき出しになってきてるのが見えるような気がしたんだ。去年の追憶ワンマンでも少し見えたという意見も聞くけど9GOATSを終わらせると決めた時から特に出てきているのかなーって」


くろし君「りょうさんは魔王と呼ばれてることがあるよね?歌ってる時の鬼気迫る感じ、あの迫力は確かに魔王だね…」


めいちゃん「なんだか…色気があるけどKyoさんと清春さんと大きく違って性を感じない妖しさもあるわよね…まるでアニメとかに出てくる人外キャラのように。」


私「そう、個人的にそういうキャラ大好物なんですけどねー。でもね、ryoさんは魔王になりたいけどなりきれない人間だよなーって…良くも悪くも自分を偽れないのかな?・・・と勝手に思ってしまったんだよ」


くろし君「この2日でryoさんに対して崇拝に近い気持ちから違う気持ちに変わって行ったんだね」


私「そう、ryoさんという人を崇めてるからバンドも好きなんじゃなくて、ryoさんと9GOATS BLACK OUTが好きだから愛したいって気持ちかな?だからといってバンギャルによくある疑似恋愛的な感情は一切ないわ、説明が難しいけど」


めいちゃん「単に何が良いから好きとかでなく理屈抜きで9GOATS BLACK OUTが好きと言う事ね」


私「去年全然ライブ行けなかったくせに残りの時間が決まってるといえ、遠い新潟まで来たのも愛があるから出来たことよ」


くろし君「そうだね…」


めいちゃん「ところで新潟まで行ったのにライブ以外何もしなかったのかしら…?いつもお出かけする時のまきちゃんらしい事が一切書いてないわ…」

私「この次に書きますよ!番外編としてね」

くろし君「どんな内容か想像付くけど、また次回教えてね」


ずっと抱えていたモヤモヤとした気持ちがとりあえずではあるけど、ちょっとすっきりしました。

黒限3日目のレポも各所で見させていただきましたが、りょうさんは細い糸の先を信じていて下さいと言っていた。

これは少し希望を持ってもいいのかな?一時的な救いの言葉でもいい・・・

この言葉を信じてもいいですか?




次回予告:終わりの始まり第2章新潟編最終話でもあり番外編、ライブ以外の新潟へ行った時の思い出を書きます…若気?の至りと共に…


長々と気持ちを語ってしまいましたが、ここまで読んで下さりありがとうございました。

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