終わりの始まり-第二章- 20120921新潟1日目
こんばんは、前回の続きのお話です。
※注意※これまでの最高新記録5,000文字超、目次付けるけど長いです。
2012年8月18日からバンギャル活動を復活させた私は9GOATSのメンバーの故郷である新潟のライブに行こうと決意します。
-私の脳内にて-
私「新潟はブレイクアウトってTV番組を見てずっと行きたいと思っていたから夢が叶いそうなのが嬉しくてね…」
説明しよう!
ブレイクアウトとは全国各地のインディーズバンドの特集をしてくれたテレビ朝日系の深夜番組。わたしはLastier(ラスティア)と言う新潟のバンドが初めてCDとPVを作る特集を見て新潟ってどんなところだろ?と興味を持ちいつか行きたいと思ったんだよ。
くろし君「で、せっかく新潟で黒限だからって気合入れたのと酔った勢いでゴルチエのカバンとりょうさんとお揃いのワイドパンツを魔法のカードで買っちゃったりね」
めいちゃん「記憶が飛んじゃって届いたメールを見たら顔が青ざめちゃったものね…元々買う予定だったし今でも使ってるから結果オーライね」
私「過去の記憶を勝手に探ってバラすのやめなさい(´;ω;`)」
めいちゃん「では、9年前の9月21日まで時間を戻してその時に書いたライブの出来事を載せますね」
※おことわり
当時の文章そのままではなく再編集してお送りします。
20120921
この日新潟のインディーズバンドの音源を取り扱うCDショップRISKY DRUG STOREが20年の歴史に幕を下ろすことになった。
記憶があやしいので覚えてる部分のみ抜粋して書きます。
ライブ以外の新潟レポはまた別に書きますよ。
リスキー主催の黒服限定ライブもこの3日間で最後になる。
私は仕事の都合でどうしても休みが取れず1日目と2日目のみの参加・・・
この日は新潟出身の若手バンドOZとのツーマンライブ
定刻通りまずOZからスタート!
OZ
一番後ろで見ておりました。
新潟初めてならこのライブハウスも初めてでOZが登場した時に楽器隊とボーカル合わせて4人がモニターの上に登ったのを見たときに「わ、ステージ狭い!」と思ってしまった。
うーーん、名古屋のハートランドより狭いかな?いや、FARMよりちょっと広いかな?という感じです。(わかる人だけわかってちょ)
OZは初見なので割愛させていただきますが、若いバンドらしくファンにも勢いがあり、地元愛に溢れてるのが伝わってきました。
MCなど覚えてる部分抜粋
この日黒服限定と言う事で2年前の衣装を出してきました。
Natsukiさん「僕らはバンドをやる前からリスキーやゲンさんにお世話になっていて、いっぱいCDを買い、お金をいっぱい使って・・・(この時点で反応が薄かったため後のMCでもう一回同じこと言って反応してもらうようにしていた)バンドを始めてからゲンさんにボロクソ言われながら成長してここまで来ました」
的なことを言っていたような…
Natsukiさん「9GOATSさんとの共演もこれで最後になります・・・。hatiさんに今日で最後なんですねと言ったんですよ・・・。
そしたらhatiさんから「あー、そーだねー。」と、棒読みで無表情で返されました・・・」
hatiさんらしいwww なつきさんドンマイ。
最後の方でベースの機材トラブルがあり、Natsukiさんが言ったお言葉で一番忘れられなかったのがコチラ。
Natsukiさん「向こう(9GOATS)は同期だけど俺らは最悪アナログで勝負できる!」
客席「(笑)」
Natsukiさん「そこ笑うとこじゃないよ!(必死)」
何故言ったwww、でもその意気忘れないでほしいな。
余談:OZはその後解散し、故郷の新潟へ帰ったボーカルのなつきさんは実家の農業を継ぎました。
そしてアボカド農家の関根さんとして有名になり、その8年後全国放送のTV番組マツコの知らない世界に出演を果たしました。
9GOATS BLACK OUT
セットリスト
BABEL
HARMS
SALOME
raw
新曲(ラテン調)
新曲(水際のカラス、自殺の瞬間)
優しさの意味
missing
Lilith
690min
headache
rip current
軽蔑
encore
新曲(幕が開いてから)
新曲(初披露?頭振れーって言ってた)
any
※注意 以下、暴言含む正直すぎる気持ちを書き綴ります、閲覧注意。
この日、黒服限定で入場時のドレスコードは黒でした・・・が。
あの白い衣装でご登場しちゃったよ。
今日黒服限定よ??OZはわざわざ前の衣装を引っ張り出してきて下さったというのに・・・
先輩は白ですか、新潟の先輩の権力ですか?ステージ上のドレスコードは無いんですか?あ"ぁん?!(ヤンキー風)
デスゲイズの皆さんが口からはいてる墨をぶっかけてやろうかしら?それとも全身手取り早く染められるように濁った信濃川に蹴り落と…おっと、やめておこう。
何でステージだけが白いのーーーー!?
客席が真っ黒でステージが白なんて…嫌が応にも死を彷彿させられるやないか…
最初におことわりしますが、この日人がいっぱいで見づらくてryoさんしかまともに見えてませんでした。なのでほぼryoさんレポになってしまいます・・・。すみません。
「終わりを楽しもう。」
りょうさんがそう言ってライブスタート。
以下覚えてるとこだけ抜粋。
この日は新曲を多くやってくれました。
新曲を改めてじっくり聞こうをじっと集中して聴いてみるが・・・音響のせいなのか歌詞が聞き取りづらい。
新曲に慣れていないのか分からないけど、先月の名古屋と同様全体的にgdgd感が…
今まで9GOATSのライブに行った回数は少ないとは言えこんなのだっけか?今までは盲目フィルターががっっっつりかかっていて気付かなかっただけなのかも知れない。
ここで新曲たちの話を。
新曲ラテン調は先月のツアーでやっていた曲。うん、こういう曲調好きだよ。9GOATSでこういう曲が聴けるの嬉しい、望んでいたはずなんだけど・・・
望んでいたはずなのに手放しで喜べない。この曲がすっごく好きなんだ!という気持ちに昇華出来る日はいつかきっと来る・・・のかな?
歌い出しが水際の鴉、自殺の瞬間は個人的に一番印象が強かった新曲。重苦しく、静かな感じのイントロから始まり、サビでコロっと展開が変わる曲。(何かに似てるが敢えて言わぬ)
本編でやってくれた新曲はこの2曲とリップカレントでした。
中盤、まさかやってくれるとおもわなかった優しさの意味。この日のライブで一番良かったと思うのはこの曲だったかな。新潟まで来たかいあったよ。
headacheで個人的に思ったクソどうでもいい余談を晒します。
この日衣装も白ければ照明も白かった、白い照明に照らされたryoさんは美しかった、髪が銀色に見えたよ。
「おおぅ・・・これは私が抱いたりょうさんトート妄想が実現されるのか?」とwktkしましたよ、はい。
宝塚版エリザベートのエピローグのトート閣下に見えましたよ、はい・・・
(参考資料、ミュージカルエリザベートの死神役、髪もスプレーで白くしたから本当にコレに見えたの)
「死ねばいいのに!」って歌詞はトートの決めゼリフに似てるので…
かつてのSAT(スーパーアカヤタイム)が終わり・・・Aメロもおわり・・・
ryoさん「もう暗い過去は・・・・消えろ!!!」
私「Σ(;Д;)!!!!」
…そーだよねえ、ここは宝塚でもミュージカルでもなく9GOATSの舞台だよね。
残りが決まっている大切なライブなのにこんなあさましい事を考えてしまった自分自身に一番ショックを受けてしまいました・・・ごめんなさい。
アンコールは新曲2曲とanyでした。
新曲の幕が開いてから降りるまでの生も・・・これから終焉に向かってゆくのを表してるのかな・・・とかグルグル考えていた。
新曲・・・これは初めて聴きます。おそらく初披露なんじゃないかな?「頭振れー!」と煽っておりましたが客席も探り探りな様子、サビで「CALLING、CALLING」と歌っているように聞こえた。
あってるか自信ありません・・・誰か分かる方いませんかーーー?(他力本願)
この曲が終わったあとずっと黙っていたryoさんが口を開いた。
「人も場所もいつか終わりを迎えます。けれどその魂が消える事はありません。」
と言ってanyが始まった。
なんか歌いだしに違和感があったように聞こえた。どのみち全体的にモヤモヤしていたから余計にモヤモヤしただけ。この曲大好きなのにね。
anyが終わり終了。
「終わっちゃたよ・・・」
ずーーーーーーんと落ち込みそうになったけども終演後のBGMがまさかのdeadmanで思わず何でここでwwwと吹き出してしまった。
少し回復したよ曲はthis rain、回復できる曲調じゃないwww
ああ、deadmanに救われちゃったな。
ここでチラっと見えた他のメンバーを見た感想を。
この日、うたさんがほとんど見えず、人の隙間から覗いてみましたが・・・。やはり見えない。
唯一まともに見えたのはLilithのBメロで腕を指揮者のようにうごかしているとこしかみえていない。
厚底かヒール履くべきでしたね。
うたさーーーん(泣)
あと、たくみさんも同じ理由で見えず(泣)
はちさんはしっかり見えたけど、りょうさんと少し絡んだところくらいしか覚えてない、本当に淡々と演奏に徹していたように見えた・・・かな?
こんなに身長と厚底の靴が欲しいと思った日はない・・・
以下分かり切った事ばかり書きます。
問題はryoさん。ええ、私ryoさん好きよ、昔から好きだよ、はっきりいって盲目信者だよ。
さっきも書いたがこんなryoさん見るのもはじめて。今までは人外的なものを感じつつ、人間らしい感情も出ていて・・・という感じでした。
感情が剥き出しになりもがき苦しんでいるように見えた。
先月のツアーでもryoさんが何か言うまで怖くて仕方なかった。アンコールでうたさんとはちさんが普通に話してくれて少し心が救われた。でも、ryoさんもうたさんもはちさんも感心なとこはぼかしてた。
白山羊の理由を言わないのはおろかこの日は最初と最後に一言話しただけでおしまい。
ずるいよ。
確かに言わなくてもいいことがある、言わないほうが知らないほうが幸せなことも多いよ。
最後まで何も言わないつもりなの?あなたたちが好きな人みんな何も言ってくれない不安に7月28日からずっと晒されてるんだよ。
少なくとも黒限なのに白山羊の理由くらいヒントなりくれても良いんじゃないかな?嫌でも悪い方に考えてしまい落ち込んで苦しくなるよ・・・
・・・と言う事をずっと考えてしまい新潟一日目はどこにも行く気にもなれず、コンビニで色々調達してホテルに帰りました。
二日目はどうなるのかな・・・?
(20120922に続く)
後日談
私「ブログ読み返してみたけど内容が愚か過ぎてこの当時の自分をぶん殴りたくなったわ…あの時後でTwitterを検索してみたら当然私だけじゃなくあの場にいたであろう皆様荒れていらっしゃったわ…」
めいちゃん「この新曲たちのタイトルはいつわかったの??」
私「それはまだ先になるしそのうち書くお話で教えるね」
くろし君「それにしても追い討ちをかけられるような事をしてきたとはいえ、この感想は当時名古屋のライブで味わった気持ちを引きずってたからそう見えてしまったんじゃないかな?」
私「そうね…」
めいちゃん「そう言う時は何でも悪い方向に捉えちゃうわよね。でもあまり感情のまま言うのは良く無いわよ。ところでこの白い衣装だった理由はその後わかったの?」
私「教えてはくれなかったけど家に帰ってから9GOATSのインタビュー本のLOGを読み返したの。もしかしたら白山羊だった理由の一部がここにあるのかも・・・と思うヒントがあったんだ。」
くろし君「どんな事だったの?」
私「9月21日はね…メンバーにとって…特にうたさんにとって何よりも大切な日だってことをずっと忘れてたの。」
めいちゃん「それはどんな出来事なの?」
私「それははっきり言わないよ、多分、あえてみんな言わなかったのにも意味があると思うから。」
くろし君「…LOGの内容に9月21日に何があったのか載ってるけど不確かなものだしね」
めいちゃん「9GOATSにとって重要な出来事だし、この出来事があったからいろんな作品が出来たのね」
私「9年前のブログにて記した黒限なのに白山羊だったの理由が本当だとしたら暴言を吐いていたことについて謝ります。そして、うたさんと9GOATS BLACK OUTをいまでも見守っている方へ心から感謝します。今までもこれからもずっと。」
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?