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【一級建築士】給水配管の水圧試験とは?配管の保温被覆や隠ぺいについても解説します。

▶問題

給水配管の水圧試験は、管の保温、防露及び塗装工事の完了後に行った。


答え ×

防露・保温被覆を行う配管や隠ぺい、埋設される配管の水圧 (満水) 試験は、それらの実施前に試験を行う。 HASS。

▶解説

https://morisetsu.at.webry.info/201301/article_14.html

毎回思うんですけど、建築って学ぶ範囲広すぎます…
”水圧試験”で調べると、
水道屋さんの記事ばっかりでしたw

建築士のための記事がもう少し増えたらうれしいなぁ…

とか思いつつ記事を作成しました。
今日は短いので、ぜひ最後まで読んでください!

水圧試験
配管中の空気を抜きながら水を満たし、水圧テストポンプで所定試験圧力まで上げて一定時間放置する。
→圧力計が下がらないことを確認

この試験の目的は、配管の接合部における漏水性や耐久性をチェックすることです。なので、部分部分で区切るのではなく、系統全体で一度に試験を行うのが望ましいとされています。

https://mulanmagnolia.net/2764.html

配管の防露・保温被覆
給水管に結露が発生すると、さびやカビの原因になります。また、熱が逃げることで、ぬるい水しか出なくなったり、冬に配管が凍ってしまったりします。

配管の隠ぺい
なんだか響きがすごく悪いですが、手抜き工事とかそういう意味ではありませんw
単純に配管を壁の中に通して、見た目をスッキリさせることを指します。


▶まとめ

配管を地中に埋めたり、壁の中に隠ぺいしたり、被覆したりすると、水圧試験が行いづらいです。(どこから水が漏れているのか分からない、など)ですので、配管の水圧 (満水) 試験は、それらの実施前に試験を行います!


本日のメモ
「試験は、すべて終わった後とは限らない」


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