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福祉から平和を(9)アイデンティティ確立を日常に

こういうタイトルを付けると「そういうお前はどうなんだ?」と問われそうだけど、そうです、自分もアイデンティティを失っていました。そう自覚したのは半年前。それが自分の存在価値を失っていた時期です。

祖父と父を早くに亡くした影響で、自分も50歳を迎えられないと本気で信じてた。その遺伝リスクに加えて、社会の役に立たないといけない、という呪縛で自分を堅く縛り、物を乱暴に扱うように、自分自身を仕事マシンとして扱っていたのです。完全なるワーカホリック。周りに居た人は大変迷惑したことでしょう。今では本当に申し訳ないことをしたと思っています。

そして50歳を超えてしまった。生き延びてしまった。
それからしばらく自分の存在価値がわからず、何のために生きているのか、何のために生きれば良いのかもわからないまま、無駄に気張っていましたね。過去と現在と未来を見失っていると自覚したのはその時です。

医師や書物の助けを得て、そしてこのNoteの助けも得て、今では自分らしさとは何なのかわかった気がします。自分を粗末に扱わなくなったのは、それからです。今では精神も安定して、深い眠りにつけるようになりました。

精神社会がなんちゃらと、やたらとNoteで語っているのは、自分のこういった体験があるからでしょう。あまり自覚していませんでしたが。

自分と同じ思いでアイデンティティを失っている人がいるとは思いませんが、別な理由で自分らしさを見失っている人に、自分のこういった経験、ニセコ訪問時の見当識の喪失、50歳を過ぎた時のアイデンティティの喪失、そしてそこからの回復が少しでも誰かの役に立てば幸いです。

話が変わりますが、アフリカの人口爆発が社会問題になっています。当然、衣食住の資源の枯渇危機や社会格差の拡大は容易に想像できますが、急激な環境変化が、アイデンティティの喪失を併発するかもしれません。

その頃、日本経済の成長速度は、人口減少に伴って低下していることでしょう。物質的には衰退するかもしれませんが、それが逆に功を奏して、精神的に安定していればと思います。アイデンティティの確立が日常化しているかもしれません。

それを単なる淡い期待で終わらせず、精神社会の高度成長期を実現させるのが自分の使命かと。そして、そこで培った技術が将来の日本の強みとなって、人口急増したアフリカ諸国に役立てることが出来るかもしれません。

全く根拠のない夢ですが、それくらいでいいじゃないですか(笑)
Just another dreamですよ。


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