いいパスをするには次の次を見る

車の運転で、前の車を見るのは当たり前ですが、前の前の車はどうですか?

例えば大きなトラックが前に居たら、もちろん車間は十分取るけど、その前の車が見えなくて少し運転しづらくて気疲れしませんか?

こうして先が見えると流れが掴めますが、似たようなことはスポーツでもありますね。

サッカー、ラグビー、バスケットボール、ハンドボールなどは、ルールはそれぞれ違うけど、仲間にパスして相手ゴールに攻め入るスポーツとして共通しています。そして得点につながる良いパスと悪いパスは大して変わりません。

(良いパス)
・(受け取った人が)次のプレーをしやすい
・(受け取った人に)チャンスを導く

(悪いパス)
・味方が取れない
・フォーメーションを崩す
・チャンスを活かせず、ピンチを作る

ボールを持っても自分のことでいっぱいだと、せっかくのチャンスを活かせません。チャンスをピンチにしたり、味方にピンチまでパスしてしまう。そうしない人は先を見て、受け手が良い仕事できる良いパスをします。

これは仕事でも同じですね。次工程はお客様。

同僚が仕事しやすいパスを出す。取引先が仕事しやすいパスを出す。次の次を想像して受け手に役立つパスをする。最終顧客に喜んでもらう成功のために自分の力を出し惜しみしない。成功の喜びは味方と分かち合うのだ。

昨日の大学女子駅伝もそう。栄光に向かって走る選手がそれぞれの持ち場で全力を尽くして襷をつなぐ。ゴール地点で仲間同士を讃えあう姿には感動を覚えざるを得ません。特にシード権争いは熱かった。

俺も良いパスで繋ぎたい。
仕事に感動を。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?