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僕が旅に出る理由

最近、旅に出てない。
15年も日本から出てない。パスポート、切れちまった。
まぁ初めからその覚悟だったからいいけど、…いいけど……旅に出たい。

リアル旅じゃないと得られないもの

今朝のラジオで旅行記系のYouTubeを紹介していた。
その中で、フライトがめちゃくちゃ遅れて、いつまで経ってもも出発しないから、街に出て外食したら、空港のスタッフと鉢合わせて、ご飯を奢ってくれた、というハプニングが紹介された。

うん、ハプニングはYouTubeじゃ味わえない。
ハプニングが思い出になるし、思い出にはハプニングが必要なんだ。
ハプニングを自ら浴びに行く。それがリアル旅に出かける覚悟だな。

自分にも色々あった。
● 観光名所の橋に夕暮れに行ったら、少年たちに取り囲まれて、刃物を突きつけられて、会社の携帯電話と3ドルくらい奪われて、携帯電話だけでも奪還したく、一定の距離を保ちつつ返せと叫んで追いかけて奪い返した件
● 市内観光を終えて路駐した車に戻るとリアハッチのガラスが割られていて、盗まれてないけど警察に向かったらフランス語縛りの警官で事故証明の発行が難儀したけど、帰りの高速でタバコの煙が車内に籠もらなかった件
● 空港カウンターに要請されて持込予定の荷物も預けたら、パスポートをその荷物に入れてて搭乗前に荷物を戻して、でも有るべき場所に見つからなくて搭乗できず、翌日、大使館に頼んで緊急発行してもらって帰国した件
● 朝までクラブで遊んで、徹夜で空港に向かったけど、EasyJetの空港が意外と遠くて、空港内を猛ダッシュした件
● 出張中外出不可なのにコッソリ出かけて、ホームレスにカクテルおごってゴミ箱をテーブル代わりにして、おっぱい丸出し乱痴気らんちき祭りを見物した件

他にもたくさん楽しいことがあったなぁ。

旅に出るのはリスクがあるけど、旅に出ないと得られないリターンがある。ノーリスク、ノーリターン。だけど準備不足のハプニングは程度が低くて笑えないから、旅の準備は周到に。
高度なハプニング?は難易度高いけど、それだけ何年も笑える?思い出になる、それだけ他の人にも役立つ教訓を得られる…ことが多い。(痛ましい事件もあるから…言葉を慎みます)

リアル旅は自分の心を強くする

ハプニングに遭遇しないで過ごすと、ある日、ハプニングを創作し始める。

旅に出る=ある程度のハプニングは覚悟する⇒実際起きる
旅に出ない=平々凡々な日々⇒ハプニングを創作し始める!

マンネリ解消で、リアル旅に出ないけど別世界に飛び込む。例えば転職とか、習い事とか、資格試験とか、そういう前向きな挑戦での環境変化は刺激も受けるしハプニングも起きる。こういうタイプは健全でいいと思う。

そうじゃないタイプ、例えば喧嘩をけしかける人は大概ひとりで旅に出ない。自分の身の置き場を変えず、身の回りに因縁をつけて事件を起こす。無意識の暇つぶし。でもハプニング欠乏症は自分でなんとかしてほしい。

暇を持て余すと挑戦する。自分への挑戦は健全。他者への挑戦は不健全だし迷惑だ。健全に挑戦できる勇気を持つ。それには、時々未知の世界に飛び込んで、度胸をつちかう経験を積む。リアル旅は手軽で良い手段だ。

YouTubeもNHK-BSの世界ふれあい街歩きはいい番組だ。でもリアル旅が実用だ。ここまで準備したけど失敗してしまった。でも失敗から学べたし良い思い出になった。そう実感した経験が、僕らの心を強くする。

それが、ぼくらが旅に出る理由
だと思うけど…違う?オザケンさん…違いそうだね(笑)

(4月上旬に投稿作成。投稿公開時は旅行中です)

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