福祉から平和を(15)9条、その前に。
自分は憲法改正に反対だ。そもそも「改正」って、現行憲法を欠陥と決めつけた表現で不適切だと思う。現行憲法でも出来ていることは多いだろう。合理性のないアピールの刷り込みは辞めて、9条をそのまま保持してほしい。
9条は、国民が国際平和を求めて、国際紛争の解決に武力等を持ち込まないことを明示している。でも、多分、私たち、その前にやることがある。
「国際」を「国内」に置き換えて実践できているだろうか?
つまりこういうこと。
「日本国民は、正義と秩序を基調とする国内平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国内紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」
ちなみに、憲法の前文に「平和」が何度も述べられてますが、前文には義務を国民に課す法的効力はありません。
国内というか、身近なところで威嚇や威圧のような武力行為がはびこっている。こういう平和に反する行動には断固反対。国内平和に努める義務を国民に課すべき、と思うほど(平和と遵法って食い合わせ悪いけど)。
国民同氏が平和を求めて行動することが憲法条文にないのが不思議。
正義と秩序を基調とする国内平和を誠実に希求しましょう。
みんなの手で平和を。
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