陰キャラはクズ男と違って「優しい」のか？
※この記事は、絶望的にモテない陰キャラがモテについて語る滑稽な記事です
こんにちは。親を泣かせることに関しては一流の男です。不倫や浮気、DVはいつ何時も世間を騒がせ、議論の対象になります。最近の話だと、とあるタレントが妻を持つ身でありながら何人もの女性と関係を持っていたことで物議を醸しましたね。そして、こういった所謂チャラ男のような人の反道徳的だったり暴力的だったりする交際っぷりが明らかになるたびに、こういうコメントを目にします。「優しい人がいいという女性も多いのに、こういうクズ男ばかりがモテて優しくて真面目なオタク・陰キャラがモテないのはおかしい。」（最近はオタクの非難が多くこういうクズ男に対しては言及しない所謂ツイフェミへの批判としてこういう主旨の発言が見受けられることが多いです）
オイオイオイオイ。まあ冗談半分なのはわかりますが、なかなか疑問の湧く発言です。まあクズ男がモテて陰キャラがモテないのは容姿への意識とか会話の仕方とかまあいろいろあるのでそこは放っておきましょう。陰キャラが「優しい」というのは本当でしょうか？この記事にはその点についてちょっち（死語）考えてみようと思います。
今回は、女性相手の恋愛を前提にモテと陰キャラについて語ります。もしこれを読んで下さいました男性相手の恋愛をなさる陰キャラの方がいたら、実際これから語ることについてはどう思うのかとかコメントしてくれるととても嬉しいです。
「優しい」の定義が違う！
まず、先述の発言における「優しくて真面目」が意味するところを考えましょう。まあこれはそのまま「人を裏切るような行いはせず、誠実である」といったような意味合いでしょう。他にも、こちら側の人間が持つイメージとしては「寛容である」とか「目の前の他人が嫌がるようなことはしない」だとか、そういうものが多いと思います。陰キャラは女性を酔わせて無理やりそういうことに及ぼうとしたり平気でヤリステポイしようとしたりする人は少ないですし、ネット上は別としていじめや暴力行為に加担したりする人はあまりいません。ある程度寛容な人が多いのも事実で、悪意を受け流せる所謂スルースキルはネットの必須マナーとされています。
陰キャラの皆様、なんだかんだ自分のことを「いい人」だと思ってる方、多いんじゃないですか？（僕もそう思ってる節があります）
さて、では「優しい人が好き！」という女性は具体的にはどういう人が好きなのでしょうか？女性向けファッション雑誌であるCamCamのホームページに連載されている記事にこのようなものがありましたので、これを参考にどういう人が優しいと思われているか探ってみましょう。CamCam編集部が10～60代の女性158名に「優しい人って、どんな人？」と調査した結果であるそうです、これは結構人物像が見えてきそうですね。（https://cancam.jp/archives/676199）
１！「気配り上手な人」！「いろんなことにすぐ気が付いて周りに気配りできる人」（15歳・学生）、「さりげない気遣いができる」（23歳・会社員）・・・なるへそ〜。気配りですかぁ〜。
２！「思いやりがある人」！ヘェ〜思いやり。「相手のことを考えて行動できる人」（回答多数）、「人の気持ちを思いやり、行動できる人」（33歳・専業主婦）・・・へーん。まあ僕も電車の座席くらいは譲るしぃ〜？
３！「困ったときに助けてくれる人」！「見返りを求めず、アピールのためではなく、困ったときにさりげなくフォローしてくれる人（47歳・会社員）、「当たり前のように自然と手助けをしてくれる人」（17歳・学生）・・・・・・ふーん。
（中略）
６！「言葉遣いが優しい人」！・・・９！「聞き上手な人」！・・・１４「頼れる強い人」！・・・ぬーん。
そうです。詳細は該当サイトを見ていただきたいのですが、まあとにかく世の女性たちがいう優しい人は「気配りができる」「思いやりを持って行動する」「当然のように手助けをする」など 行動することを前提にしているのです！
僕がとても仲良くしてもらっている親戚のお兄様がいるのですが、僕がやらかして台所を汚してしまってパニクっている時に、掃除を手伝ってくれながら「こういう周りの部分もついでに掃除しておく。これが優しさってもんだぞ」と言われたことを思い出します。そういえば、彼は女友達の多い人でした。
それに比べて、陰キャラの思う優しさというものは内面的なものが多く、また消極的です。このような優しさも、陰キャラが度胸がないからクズ行為すらできないだけだと言われればそれまでですが、確かに大事なことの一つです。こういう優しさを持ち合わせていない人はそれこそクズ男とか、沢山います。そこは是非誇りに思うべきです。ですが、こういう消極的な優しさは、恋愛の場では優しさとして受け止めてもらえないわけです。
モテる人たちは、ある程度こういう気配りだとか思いやりある行動だとかを経験を経て知っています。マイナビウーマンの「好きになっちゃう！ 気配りが素晴らしいと思った男子の対応6選」（https://woman.mynavi.jp/article/161011-369/） によると、「会計をトイレに行っている際に済ませておいてくれた」だとか「料理の取り分けや飲み物の注文をしてくれる」「パンプスを履いていたら、あまり歩かないようにデートコースを変更してくれたり、カフェで休憩を取ってくれる」とかまあこういう細やかな行動が女性の心を掴むようです。陰キャラ、意外とこういうこと出来ないと思うのですが、どうでしょう？僕は出来ません。「レストランでソファーは女性側に譲るべきだ」とかいうマナー、ついこの間知りましたよ。モテる人はこういう僕が気づかないようなことを当たり前にできるんですね。
別に、こういう行動は腹の中で「この女を落としたらヤリステしてやろう〜」とか思っててもテクニックとして意識すれば出来るわけです。所謂クズ男も当然口説きたい女性にはこのような気配りをしますから、我々なんかより余程優しい人と思われてモテるのは当然ですね・・・。
一にも二にも行動が「優しい」という根拠になるということです。ま、文化祭の時、積極的に手伝うどころか、皆が忙しそうにしているのを尻目にいち早く家に帰ってた僕が、優しいと思われるわけがないですね。解散。
陰キャラは何故モテないのか
はい。自己批判タイムです。せっかくモテと陰キャラについて語るので、陰キャラ・もとい僕がなぜここまでモテないのか考えてみたいと思います。（陰キャラは一人称）・・・挙げれば本当にキリがないので（あまりにも辛すぎる）ざっと大きな原因だと思ったことを書き出してみます。ここまでひどい例は陰キャラの中でも僕くらいですが、こういう点がモテない要素になるんだなと参考にしていただければ・・・。
容姿への意識が著しく足りていないから
結局顔かよ！まあもちろん顔立ちが良い方が男女共にモテるでしょうし、僕は顔面チーズ牛丼特盛なわけですが・・・。これはそれ以前の問題です。普通、人間生活を生きていけばある程度年を経るに順って清潔感を持って身嗜みを整えるということを覚えていきます。体型維持、髪型のセット、眉毛の処理、香水をつける、スキンケア、ファッションのトレンドを追う、まあ女性なら化粧だとか等々・・・。これが僕のような人間の場合毎晩風呂に入るだとか顔を洗うだとかそういう初歩的なところで止まっているのです。何故ならまあそういうことを身につけるべき時期の人間関係が乏しいので。周りにこういうことを実行したり情報を共有したりする人がいなければなかなかやるようにはなりません。え、「わかってるんだったらさっさと直せよチーズ牛丼」？めんどくさいんですよ。だって今までインドで暮らしていた人に箸くらい正しく持てるようになれと言ってるようなもんですよ。普通の人が自然に身につけたそれを今になって身につけることは外国語を勉強するかの如く難しいです。＃オタク垢抜けた選手権 やってる人たち、正直尊敬します。
当たり前の気遣いを当たり前に出来ない
先述したことですね。人間関係に乏しいのでこういうマナー的なのは知る機会が少なく大人になってしまいます。（人間関係が乏しいことについては正直陰キャラの努力が足りないわけじゃないということも多いです（自己弁護）。それについてはそのうち陰キャラは自己責任なのかというテーマで書こうかなと思います。）
話題に乏しい
所謂コミュ力と言われる分野です。僕は普遍的な話題・・・流行のドラマだとかアーティストだとかファッションだとか・・・についての知識を得ていないので、一般人と話が合うことはあまりないです。女性受けする話題ともなれば尚更なわけで・・・。そして、たまたま触れることが出来た「自分が語れる話題」について細かいことをベラベラ喋り出して仕舞えば、ザ・キモオタの完成です。これについてはそのうち詳しくまたNOTEに上げようかなと思います。課題が落ち着いたら・・・。
理屈っぽく考察したがり
例えば、アニメや映画を見た時に、「あの映画のストーリーはこうこうこうであって〜、何故なら〜」だとか、政治問題や社会問題について「うんうんうんたらであるべきだ！」みたいなことを考える人。
めんどくせー事語ってんじゃねーよ・・・とまあ陽キャラは思うわけですな。彼らは、その場の空気やノリを重視し、共感や感情を大事にします。アニメや映画を見れば、「めちゃくちゃ感動した〜」と枝葉末節には拘らず素直に楽しみ、政治問題や社会問題については難しいことは考えないか自分たちに都合が良いことを受け入れいます。今話題のツイフェミ問題とかもここに原因があるような気がいたします。
24時間テレビなんかの反応を見ると極端ですね。世間の人たちは純粋に感動していますが、さてTwitterを見ると障がい者を使ったお涙頂戴だと言われているわけです。自分もつい居間でそのようなことをボヤいたら、母親にめちゃくちゃ嫌味を言われた気がします。
まあもちろんモテる人にも実は滅茶苦茶理屈っぽい人がいるかもしれませんが、大体の場合同じような女性に出会えたか普段はノリを弁えて振る舞っているかそれを補うだけの魅力があるかどれかです。(勿論その逆の方もいると思います。)
つまるところ、
このようなことをいちいち考察して4000字近くの記事にしてしまうような僕みたいな人間は、まあ陰キャラだしモテないということです。
クソッタレが。
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