7-8月 情報交換会実施中!!
少し時間が空きましたが、7月から8月にかけて、定期的に情報交換会を開催しています。最近のトピックをここでご紹介します。
1) 仙台・宮城の身の回りの現状について
宮城でも、毎日1〜2人が感染してしまっているという状況で、なかなか先が見えないですね。データはじめ、コロナの影響に関する情報を目にすることが、以前より多少減ってきている印象ですが、参加者で色々な情報を共有しました。まずは経済的な影響について。
2) 各団体の動き
情報交換会に参加している皆さんから、ご自身の団体の近況などを報告いただきました。そのいくつかをご紹介します。
○お住まいや職を失われた方への支援に関する話が共有されました。
○わんすてっぷさんが、7月中旬から、特別定額給付金を自分で申請できない方へのアウトリーチをスタートしました。
例えば、ご高齢で、書類の記入ができても通帳などのコピーができない方もいれば、ご自身で提出できないような方もいるそうです。また、申請書類に不備が見られて書き換えをお願いしても、何度も書き直しになっている例もあるそうです。例えば、ポータブルコピー機を持参して対応したり、申請書を預かって仙台市まで届けるようなことを行います。
8月18日の河北新報に、関連する記事が掲載されていました。
○居場所づくりの取り組みも進んでいます。
ヤギヌマ・ローカル・リソースさんでは、若林区荒浜にてコミュニティーカフェの運営を試験的にスタート。東北大学の学生を中心に据えて運営をするとのこと。また、スポットイベントとして、海岸清掃(蘇生)活動やマイクロプラスチックを回収し、リソースとして再活用するワークショップを実施する予定です。フリースクール及びこども食堂の運営なども予定しているそうです。
3) 支援助成の動き
①休眠預金を活用した「新型コロナウイルス対応緊急支援助成」について、地域創造基金さなぶりさんが採択団体に決まりました。
一般財団法人日本民間公益活動連携機構(略称:JANPIA)が実施する、コロナ禍の影響により新たな支援のニーズに対応するための新型コロナウイルス対応緊急支援助成の資金分配団体に選定されました。
新型コロナウィルスによって社会的・経済的に強く影響を受ける層を想定し、1)食事/食料支援、2)相談・住居支援、3)連携促進の取組みを実施するための団体の公募・選定・助成を行います。
締切まで時間がないですが、個別相談にも応じているようです。
②キャッシュ・フォー・ワーク2020が始まります。
一般財団法人リープ共創基金と、認定特定非営利活動法人育て上げネットの協働で、コロナ禍で困窮する若者へ就労支援を提供し、地域課題を解決する事業を募集する「キャッシュフォーワーク2020」という助成プログラムが始まります。
「キャッシュフォーワーク」は、災害に見舞われた方を雇用して賃金を支払い、地域の経済復興や困窮した方の自立支援を行っていく手法です。就労支援を中心とする事業を通じて、コロナ禍の状況の中で、若者の新たな仕事づくりと地域課題の解決の双方を目指しています。どのような事業が採択され、動き出すのかとても注目です。
おわりに
せんだい・みやぎソーシャルハブでは、定期的な情報交換会に加えて、若者・学生に支援情報を届けるためのプロジェクトを進めています!学生さんへのヒアリングを行いながら、有効な手法を検討中です。こちらについても改めてご報告します。
https://www.facebook.com/groups/1177363749292548/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?