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【議事録】東浩紀『哲学の誤配』を読む-私たちの正しい「誤配」のために-

本note(東浩紀『哲学の誤配』を読む-私たちの正しい「誤配」のために-)をご覧いただき、ありがとうございます。

(追記)本読書会は5月16日に終了しています。17日以降は、課金部分で議事録を見られるようになっています。1万字を超えるボリュームなので、ぜひポチってご覧ください。追記終わり。

スローで考える読書会では2回目として、東浩紀の新刊『哲学の誤配』を扱います。読書会の詳細案内は下記のようになります。※本noteの購入をもって、参加のためのパスワードが配布されます。

スローで考える読書会 vol.2
■日時:2020年5月16日15時〜17時頃   @ZOOM 
選書:『哲学の誤配』東浩紀
■参加方法:
この記事を購入(200円)いただくと、Zoomミーティングへのリンクとパスワードを確認することができます。開催開始時間になったら、リンクに飛んでパスワードを打ち込み、入室してください。
・フリートーク形式ですが、レジュメを作成いただくと議論が盛り上がるので、是非作成の上ご参加ください。レジュメは事前にソーシャルディアのTwitter(@socialdia)DMに、Zoomで表示する名前と併せて送付ください。


◆本屋開いてないしという貴方に、こちらをオススメ 

5月1日発売なので、GWに読めますね!


◆選書理由

さて、我々ソーシャルディアがなぜこの本を選んだかという理由を説明させていただきます。(端的に言うと、面白いことが間違いないからですが)

つい先日の23日、ゲンロンの無料生放送がありました。今でもアーカイブを見ることができます。

 【無料生放送】東浩紀がサイン生放送に帰ってきた!オープンしたばかりのゲンロンの秘密兵器、ゲンロンαについてもあわせて語る。無料放送だから本買ってください! https://youtu.be/qZUz4uJyltw

いきなりシリアスなサインから始まる動画ですが、原因は様々あります。まずコロナ、準ずる経済的不況や先の見えなさ、アンチの心ないコメント、価値に対して払われない金銭、いやそもそもサイン放送なのでサインしてたらよいなど、、。アーカイブには残っていませんが、前段にある放送でそれらが表出したのでした。

放送への批判は極めて容易いです。無料放送でも関係はありません。むしろ無料ならばこそ、「批判が湧くことを想定しろ」などとあらゆる角度から弾が飛びます。

であればコミュニティを狭めて、分かり合える仲間だけで連帯をしていけばいいのでしょうか。それも違うと考えています。

この状況で我々に求められるのは、簡単に連帯をしないことです。連帯すること ー敵を見出すことー は非常に容易いですが、それはすべきではありません。なぜなら、その敵への銃弾は自分を撃ち抜くからです。

David Foster Wallaceが2005年にKenyon Collegeで行った卒業スピーチ、

『これは水です。』から引用をするならば

“銃でじぶんの頭を撃ち抜きたいと 思わないようにする“

このためにこそ、「ホントの」リベラル・アーツがあります。

『哲学の誤配』を契機として、どのような方が集まったり、どのような話になるかはまだ分かりません。もしかしたら思ってもみなかった関心を持つことができるかもしれません(それを「誤配」とも呼びます)。

銃口を自分の頭に向けないため、読書会を通して、誤配を起こしましょう。

さて、話がそれますが、ソーシャルディアは、文化に正しいコストが払われるべきであり、自らそのアクションをすべきだと考えています。一歩目として些細ですが、この記事への課金をそのルートとします。
レッドブル一本分の本記事への課金は全てゲンロンへの寄付となりますのでご了承下さい。

※もし寄付されるのが嫌という方がいらっしゃれば、DMにて個別対応します 

※むしろもっとしたいという方はこんな経路もありますよ。

ちょっと長く書きすぎました。3行でいうと

 オンライン読書会するよ
 きっと面白いから買って読んでね
 課金は無駄にしないよ

となります。

気になった方、本に興味のある方はお気軽にご参加くださいね!

(もっち @mocchi2020


(追記)

以下、5/17以降は、5/16の読書会の議事録を読めるようにしております。

実際に使われた資料や出てきた本など、すべて記載しております。

なかなかの密度になっているので、ご関心がある方はぜひポチっとしてみてください。※議事録公開版についても、本noteへの課金はすべてゲンロンへの寄付にあてさせていただいております。



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