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8月6日の思い出
朝から、蝉がジンジン鳴いている。
目を覚まして、テレビをつけると黙祷が映る。
ヒロシマの平和記念公園では、大勢の人たちが静かに手を合わせて、目を瞑る。白黒のキノコ雲は、物心ついたときには、なんとなく意味がわかっていた。
8月6日は、ヒロシマに原爆落ちた日。
そして、私の誕生日。
とはいえ、夏休み真っ只中で、クラスで祝ってもらえなことがない。
地味に結構、切なかった。
夏風邪で、寝込んでいた年もあったと思う。
正直、学生時代の誕生日ろくなもんじゃなかった。
8月6日は、誕生日よりもヒロシマの原爆記念日としての方が印象深かったりする。
誕生日になると、『平和』について考えさせられてしまうのだ。
朝起きて、インターネットでニュースを見ても、見出しに『原爆』の記事は減ってきた。8月6日の意味が、薄れて来た気がして、ちょっとせつない。
ヒロシマに原爆が落とされて35年経って生まれた私は、2022年の今日、42歳になった。
『平和』の意味は、より深く考えなければならない年になった気がする。
毎年、ちょっとずつだけど『平和』について考える。それが、私の誕生日。
カンボジアに来ても、あの頃と同じように暑い誕生日ということは変わらないけれど、蝉の鳴き声は聞こえない。
『ノマド家族になりたい理由』というタイトルで、41歳の誕生日について、このnoteに書いたのもまるで昨日のことのよう。
正直なところ、また誕生日?!な気分だ。
だから、なんだか誕生日の実感もないまま、昨日の晩はソーシャルコンパスのメンバーに誕生日を祝ってもらった。
ちょっと、歳を取る実感が持てた。
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感謝しかない。
いつも読んでくれてありがとうございます!! サポートして頂いた金額は、一般社団法人ソーシャルコンパスの活動に使わせて頂きます!もしくは、いっしょに何か面白いことをやりましょう!! 連絡待ってます!