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ヒデホマ考察

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著者ヒデホマレこと、中村英誉がちょっと思いついたり、考え込んでいることを考察するマガジン。
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#SDGs

ミャンマーでは今、空前のアートバブルだ!!(前編)

現在、ミャンマーでは空前のアートバブルが起きているようだ。 実際、ヤンゴンにある多くのギャラリーを訪れたところ、かなりの数のアート作品が売れている様子。 なぜこのような現象が起きているのだろうか? クーデターが起きて2年。 ミャンマーから明るいニュースを聞くことはなかった。 「果たして、無事に入国できるのか?そもそも、入国できるのか?」 そんなイメージだったミャンマー。 夜になると人っ子一人歩いていないが、昼間は3年前のコロナ以前と変わらない。 とはいえ、経済は停滞気

アートのかにみそ

本日2月5日は、アートのワークショップ。 WhiteCanvasカンボジア2022のゴールド賞受賞者Touch Khchao(トーチ)さんが講師を務めてくれて、ダンボールや紙を使った作品創りをする。 ありがたいことに、たくさん人が集まってくれた。 アートとは、出来上がったものそのものじゃなくて、作る人の人となりや考え方、そして制作過程に、一番価値があると思っている。 つまり出来上がったものは、いわば単なるうんこだ。 とはいえ、やっぱりアートは出来上がったもので、評価

人類,地球防衛の実験に成功!?

ここ数日カンボジアのお盆プチュンバン。 連休ということもあり、早寝早起き。 早朝のカフェに行ったり、自宅で作業したり。 今朝はを覚まして、スマホを見ると 『NASAが地球初の「地球防衛」実験 小惑星に衝突成功』 とのポップアップが。。。 あまりにインパクトのある見出し。 なんでも、アメリカ航空宇宙局は小惑星が地球に衝突する場合を想定して、探査機を実際に小惑星に衝突させて、軌道を変えるという世界初の実験が成功したという速報。 まるで、映画かアニメ!! まさにガンダムの世

アフガニスタンのヤク中は、人工知能で何を描くのか?

今更ながら話題の、人工知能が絵を描くMidjourneyを試してみた。 Midjourney(ミッドジャーニー)とは、今話題のAI(人工知能)が人間が与えた文章に基づいて画像を生成するのサービス。 写真や絵画などの説明文(キャプション)を与えると、それに基づいたイラストを生成してくれる魔法のようなサービスだ。 数秒で生成されるイラストは、見事。もう、SF。 時代は、ドラえもんの世界のようになってしまった。 もう、絵を上手に描く、ということがアドバンテージではなくなって

カンボジアからも見える未来!?

カンボジアでは、ABA銀行のABA Payがとても普及している。 QRコードにスマホ翳すだけで、支払いができる。 日本で言うと、PayPayだ。 財布には、現金がなくても困ることがなくなった。 移動も、Grabという配車アプリでトゥクトゥクを呼ぶ。 昔は、「ボッチュベン(左に行ってください)!ボッスダム(右に行ってください)!」と、唯一話せるクメール語で行き先を支持しなければならなかった。しかし、今では行き先を入力するだけで、目的地に到着。 まるで、どこでもドア。

なんで、カンボジアで『アート』なんてやるの??

カンボジアにいると、文化的なものに触れる機会が少ない。 なんとなく、インプット不足になる。 自覚症状がないのだが、日本に帰って美術館に行くと、なんだか潤う。 文化の吸収する感覚。 つまり発展途上国では、『アート』的なものに触れる機会が少ない。それが、カンボジア在住の個人的な弱点だった。 とはいえ、我々ソーシャルコンパスは、アートコンペディション『WhiteCanvas』を運営し始める。 個人的には、すっかり『アート』で文化的な、カンボジアンライフにはなった。 まだ

パクリの方がスゴイ?!【ロボカーポリー】

LEGOブロックで、ロボカーポリーのポリーを作った。 ロボカーポーリーは、韓国のテレビアニメシリーズ。ロボットに変形できる車達の生活を描いたフル3Dアニメーション。 息子・日奈太の大好きなアニメーションのひとつだ。 日本でも、2014年4月から9月まで『のりスタE-ネ!』という番組内で放送されていたようだが、日奈太はYouTubeやNetflixで見ている。 日本人が見ると、まるで日本のトランスフォーマーのパクリに思うだろう。 実際に、Wikipediaを見ると『ロ

わざわざ読まなくても良い記事03

悲しいニュースが立て続けに起こる。 ソーシャルコンパスのメンバーの親族がお亡くなりになったり、直接の知り合いではなかったが(目の前のAEONにあるお店にはよく行っていた…。)カンボジア在住の方が、知床の観光船で行方不明になっている・・・など。 そして、今朝の日本のニュースだ。 幼い頃から、テレビばかりを見て育ってきた。 アニメも、バラエティーも、何でもかんでもテレビが好きだった。 もちろん、今でもお笑いが大好きだ。 特に、私が学生時代にカンボジアに来るきっかけだった

【感謝】note初めての大バズり!?

バズった。 100いいね。 そして、10,000を超えるビュー。 TwitterやYoutubeのようなバズりとはいえないが、私の日々のnote記事は10~20いいね程度なので、それと比べれば間違いなく大バズり。 そして、自分のカンボジア在住10年を記念する投稿だったので、喜びもひとしおだ。 10日前の記事・残念しっぱい雑記『祝一年はまだ短い。。。』で、ちょっとネガティブな投稿を書いていた。 「バズらない。。。」 日々の記事への、ビュー数は100~200程度。

i&i impact【米沢×SDGs】

初の米沢。 福島を越え、トンネルを抜けると雪景色。 かなり引く。 なにせ、私の所持服は、年中夏のカンボジア使用。 ユニクロのヒートテックとウルトラライトダウンしか持っていない。 山形新幹線が復活した4月2日。 米沢へ行ってきた。 米沢に来た理由は、ミャンマー大使館の外交官だった伊藤夢人さんが米沢に移住したと聞いたからだ。 「なんで米沢に?」という質問も野暮なので、とりあえず米沢まで来てみる。 夢人さんとは、ミャンマー最大の都市ヤンゴンで知り合う。 知り合いを通し

水窪~地球循環型コミニティBISOWA~

両親の生まれ故郷、水窪町。 過疎化の一途を辿る、山深い田舎。 祖母も祖父も亡くなり、親類もいなくなり、山だけが残っている。 そんな水窪町に、今、大きな変化が起きている。 地球循環型社会を提唱する『BISOWA』というコミニティがめちゃくちゃオモシロイのだ!! たとえば、『星と水と森と– 水窪の星の駅 碧–AOI』。 『地球循環型の衣食住+アート』をコンセプトとした、オーガニックで地球にも自分にも優しい暮らしができるアイテムが揃っている。 水窪とは思えないほど、素敵

山の土地で、どう遊ぼう!?

The SandboxやDecetralandなどの、メタバースの『土地』が高値をつけている。 プノンペンの『土地』も随分と価値を上げ、カンボジアの不動産業も未だ盛り上がっている。 そんな今まで興味を持ったこともない『土地』。 私も将来、『土地』を持つことになるかもしれない。 それも、日本のリアルな『土地』を。 両親の生まれ故郷、水窪町へ行ってきた。 水窪町は、静岡・愛知・長野に位置する山深い地域。 いわゆる今は亡き、おじいちゃんとおばあちゃんが住んでいて、夏休みや冬

『ダレモイナイ街』で、出会った先輩

大学時代、友人と絵本を作った。 私が絵を描き、友人が文章を書く。 タイトルは『ダレモイナイ街』。 実家の本棚かは、自分で製本したハードカバーの絵本が出てきたのだ。 懐かしい。 大学3年の時、せっかく作った絵本を、いくつかの出版社に送りつけてみた。 全く無名の大学生の絵本なんて、棒にも箸にも引っかからないかと思ったが、いくつか連絡が来た。 共同出版のお誘い。 話を聞いてみたら、製作費を作者と出版社が折半して出版する方法。 出版社によりマチマチだが、50万から10

写真よりお金のデザインへ、ノスタルジー

実家で、今から21年前、つまり2001年のカンボジアの写真を発見! 自分の部屋で、昔の写真を漁っていたのだ。 しかし、どれもこれもアンコールワット遺跡群が被写体。 21年前とはいえ、遺跡は遺跡。 正直、これが21年前だろうが、去年の写真だろうがほとんど変わりなんて映えしない。 一人旅だったので、自分を被写体にした写真もほとんどない。 21年の歳月を感じ取ることができない、ちょっとつまらない写真ばかりだった。 ところが、母親から「どこか海外のお金がある。」と言われ、