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連載・ワッティーってなに??

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アンコールワットのゆるキャラの歴史を書き記すワッティー物語。
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#ゆるキャラ

【Watty2024】ワッティーとインディーをリデザインしてみた

2024年は心機一転! ワッティーとインディーを、新しくリデザインし直してみた。 カンボジアの世界遺産アンコールワットの化身のワッティーと、プノンペンのモニュメント独立記念塔(インデペンデンスモニュメント)のインディーは、2015年に誕生したので、今年で9周年。 以前のデザインは今思うと、手足が細くてちょっと不気味なデザイン。。。というのも、ワッティーのデビュー作は『クメール体操』の啓発動画。屈伸運動などをしなければならないので、手足をちょっと長めにデザインしたのです。

ワッティーのハンコ

プノンペン日本人学校の藤原先生から声が掛かって、9月に中学生向けのSDGsやデザイン・アートについて講演を行うことになった。 藤原先生は、妻と同じ大阪の枚方出身。 話も盛り上がる。 二度目の打ち合わせ。 藤原先生から、プレゼントを貰う。 見てみて、ビックリ!! ワッティーの判子。 ワッティーは、カンボジアの世界遺産アンコールワットのゆるキャラ。 我々、ソーシャルコンパスがデザインした。 たくさんのワッティーの啓発アニメーションを制作したが、基本的にはクメール語でカ

再生

ワッティーってなに?【グッドデザイン賞に挑戦!】

実は今、グッドデザイン賞に挑戦しています。 内容としては、『ワッティー』です。 カンボジアで行ってきた『ワッティー』のプロジェクトをグッドデザイン賞に応募してみました。我々、ソーシャルコンパスは今まで賞レースのようなものには無縁でした。 しかし、正直にいうと今まで片手間で何度か応募をしたことはありましたが、掠りもしませんでした。だから、応募したことも、『恥ずかしくて』挑戦したことも黙ってきました。 しかし、今回グッドデザイン賞はかなりの時間を掛けています。プレゼン資料や応募文章、そしてこちらの『ワッティー』紹介動画もグッドデザイン用に制作しました。 おかげさまで一時審査は無事に通過して、次は8月17日から愛知県国際展示場で行われる二時審査です。二時審査では、この動画と、A1のポスター展示で審査されます。 今夜は、そのポスター制作に追われていました。 正直、今回のこのグッドデザイン賞は絶対に取りたい!!そんな思いでいっぱいです。 カンボジアで長らく活躍してきたワッティーですが、もちろん日本での知名度はゼロです。ワッティーが日本とカンボジアの架け橋になってくれるよう、このグッドデザイン賞は受賞を目指しています。 そんな思いで、挑戦するのは本当にドキドキです。ぜひ、応援よろしくお願い致します。

和歌山信愛中学Global Activity Clubの農業指南書

「ワッティーとインディーのイラストを使用させて欲しい」 と、和歌山信愛中学校のGlobal Activity Club所属の中学2年生の方から連絡頂きました。 Global Activity Clubで制作している、カンボジアの農業指南書の中で、ワッティーとインディーのイラストを使用したいとのことでした。 ワッティーにとっても、とても光栄なことです。ありがとうございます。 以前、CMAC(カンボジア地雷対策センター)高山良二さんのお話を聞いて、作物の栽培に関して特に困

無免許OKカンボジア【ワッティーってなに?】

2016年末より、カンボジア国内では、125cc以下のオートバイに対する免許が不要になり、運転可能な年齢も16歳から15歳に引き下げられた。 つまり、カンボジアでは15歳から免許なしで、原付バイクが乗れるのである。 選挙の票のために改正した案と言われており、政権の人気取りのために公共の安全を犠牲にしてしまっているのではないだろうか。。。 やはり、カンボジアは地雷やマラリアなどよりも、交通事故が最も危険なのだ。 何しろ、若年層は交通ルールを知らないまま、無免許(合法)で

下水道と往年のクイズ番組【第11回ワッティーってなに?】

『プノンペンの奇跡』を知っているだろうか? プノンペンでは蛇口をひねると、飲める水が出てくる。日本人にとっては当たり前に感じることだが、東南アジアはもとより、ヨーロッパなどの海外では珍しいことだ。 水にあたってお腹を壊すということは、アジア旅行では定番あるある。海外生活ではどのような形であれ、飲料用の水ははミネラルウォーターが常識だと思う。 これはまさに軌跡的なことなのだ。 カンボジアの首都プノンペンの上水道施設整備は、日本の北九州市などが主導で行ったプロジェクトだ。国

ワッティー着ぐるみ誕生秘話【第9回ワッティーってなに?】

2015年10月クラウドファンディングを行った。 内容は『カンボジアの体操キャラクターワッティーの着ぐるみを作りたい!』。 しかしクラウドファンディングは難しい。実際に、ソーシャルゲームのプロモーション費を集めるクラウドファンディングでは大失敗をした。 単にお金を集めるだけでは成功できなさそうなので、何かストーリーを作りたかった。そこで考えたのが、成功した暁にはワッティーの着ぐるみでアンコールワット国際ハーフマラソンに参加することだ。 カンボジアの子どもたちの運動不足は

カンボジアのテレビ体操【第2回ワッティーってなに?】

カンボジアへ来て3年経った2015年、ワッティーとインディーいうキャラクターのデザインを作った。しかし、キャラクターを作ったからといって、それがすぐに『キティちゃん』や『ドラえもん』のようになるわけではない。 みんなに知ってもらわなければ、それは単なる落書きだ。 当時、まだ通訳だったJessyAnと議論した。どうすれば、ワッティーとインディーはカンボジアで有名になるのか? 出てきた意見が、カンボジア人は「体操」や「ダンス」が大好きだということだ。確かにカンボジア人は夕方に

ワッティー誕生秘話【第1回ワッティーってなに?】

「カンボジアのキティーちゃんを作りに来た人」 とカンボジアに来た当初に、言われた。 2012年、カンボジアへ来た理由は、ノマドワーカーでふらりと軽い気持ちで来ただけだ。カンボジアへ来て、何ができるかまだ探っていた時期だったので、ちょっと困った感情に陥ったのを覚えている。 カンボジアへ来てソーシャルゲーム作ったり、アドバルーン飛ばしたり、カンボジアの学生たちとアニメーションを作ったりと、毎回支離滅裂だけど自分的にはその時々に一番おもしろいと思ったことをことをやって過ごしてい