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連載・ワッティーってなに??

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アンコールワットのゆるキャラの歴史を書き記すワッティー物語。
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#アンコールワット

【Watty2024】ワッティーとインディーをリデザインしてみた

2024年は心機一転! ワッティーとインディーを、新しくリデザインし直してみた。 カンボジアの世界遺産アンコールワットの化身のワッティーと、プノンペンのモニュメント独立記念塔(インデペンデンスモニュメント)のインディーは、2015年に誕生したので、今年で9周年。 以前のデザインは今思うと、手足が細くてちょっと不気味なデザイン。。。というのも、ワッティーのデビュー作は『クメール体操』の啓発動画。屈伸運動などをしなければならないので、手足をちょっと長めにデザインしたのです。

無免許OKカンボジア【ワッティーってなに?】

2016年末より、カンボジア国内では、125cc以下のオートバイに対する免許が不要になり、運転可能な年齢も16歳から15歳に引き下げられた。 つまり、カンボジアでは15歳から免許なしで、原付バイクが乗れるのである。 選挙の票のために改正した案と言われており、政権の人気取りのために公共の安全を犠牲にしてしまっているのではないだろうか。。。 やはり、カンボジアは地雷やマラリアなどよりも、交通事故が最も危険なのだ。 何しろ、若年層は交通ルールを知らないまま、無免許(合法)で

下水道と往年のクイズ番組【第11回ワッティーってなに?】

『プノンペンの奇跡』を知っているだろうか? プノンペンでは蛇口をひねると、飲める水が出てくる。日本人にとっては当たり前に感じることだが、東南アジアはもとより、ヨーロッパなどの海外では珍しいことだ。 水にあたってお腹を壊すということは、アジア旅行では定番あるある。海外生活ではどのような形であれ、飲料用の水ははミネラルウォーターが常識だと思う。 これはまさに軌跡的なことなのだ。 カンボジアの首都プノンペンの上水道施設整備は、日本の北九州市などが主導で行ったプロジェクトだ。国

ワッティー着ぐるみ誕生秘話【第9回ワッティーってなに?】

2015年10月クラウドファンディングを行った。 内容は『カンボジアの体操キャラクターワッティーの着ぐるみを作りたい!』。 しかしクラウドファンディングは難しい。実際に、ソーシャルゲームのプロモーション費を集めるクラウドファンディングでは大失敗をした。 単にお金を集めるだけでは成功できなさそうなので、何かストーリーを作りたかった。そこで考えたのが、成功した暁にはワッティーの着ぐるみでアンコールワット国際ハーフマラソンに参加することだ。 カンボジアの子どもたちの運動不足は

交通渋滞はなぜ起こる?【第4回ワッティーってなに?】

プノンペンで一番心配なことは?東南アジアの渋滞の問題は年々深刻化している。特にインドネシア・ジャカルタなどは深刻で、目の鼻先の場所でも数時間がかかってしまうことは日常茶飯事らしい。 プノンペンも例に漏れず、年々交通渋滞が深刻化している都市のひとつだ。 (とはいえ、2021年現在はコロナの影響で交通渋滞はほとんど発生はしていない。) そして、初めてカンボジアへ来る人は地雷やマラリアなどの、いかにも発展途上国感があるものに不安を感じるかもしれない。しかし、実際プノンペンで住ん

カンボジアのテレビ体操【第2回ワッティーってなに?】

カンボジアへ来て3年経った2015年、ワッティーとインディーいうキャラクターのデザインを作った。しかし、キャラクターを作ったからといって、それがすぐに『キティちゃん』や『ドラえもん』のようになるわけではない。 みんなに知ってもらわなければ、それは単なる落書きだ。 当時、まだ通訳だったJessyAnと議論した。どうすれば、ワッティーとインディーはカンボジアで有名になるのか? 出てきた意見が、カンボジア人は「体操」や「ダンス」が大好きだということだ。確かにカンボジア人は夕方に

ワッティー誕生秘話【第1回ワッティーってなに?】

「カンボジアのキティーちゃんを作りに来た人」 とカンボジアに来た当初に、言われた。 2012年、カンボジアへ来た理由は、ノマドワーカーでふらりと軽い気持ちで来ただけだ。カンボジアへ来て、何ができるかまだ探っていた時期だったので、ちょっと困った感情に陥ったのを覚えている。 カンボジアへ来てソーシャルゲーム作ったり、アドバルーン飛ばしたり、カンボジアの学生たちとアニメーションを作ったりと、毎回支離滅裂だけど自分的にはその時々に一番おもしろいと思ったことをことをやって過ごしてい