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連載・ワッティーってなに??

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アンコールワットのゆるキャラの歴史を書き記すワッティー物語。
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2021年8月の記事一覧

妻・有紀子と貧困地域の女性団体『ラチャナ』

カンボジアの首都のプノンペンや、アンコールワットの街シェムリアップなどが、思ったより都会なことに驚く人も多いだろう。 想像していた発展途上国のイメージとは程遠いので、貧困や社会問題なんて実はないのではと思ってしまうくらいだ。 しかし、プノンペンから車で南東部に2時間半行ったところに、スヴァイリエンという貧困の州がある。(日本政府が作ったツバサ橋がない時代は、片道4時間近く掛かっていた。) 私も何度かスヴァイリエンへ行ったが、本当に何もないところ。州都でも、観光地もなけれ

環境とマンガの街・北九州市【ワッティーってなに?】

世界遺産・八幡製鐵所を抱える北九州市は環境都市だ。 八幡製鐵所を含む北九州地域は明治期より重化学工業地帯として、日本の四大工業地帯の一つとして発展する。 しかし産業の隆興に伴い、大気汚染や水質汚濁も深刻化する。「公害の吹き溜まり」と呼ばれ、激しい大気汚染に市民も悩まされていた。 しかし、水俣病や四日市喘息のような公害問題と比べると、北九州の公害問題の知名度は低い。 なぜなのか? それは、八幡製鉄所で働いている労働者の妻たちにより組織された婦人会の頑張りの賜物だったの

再生

ワッティーってなに?【グッドデザイン賞に挑戦!】

実は今、グッドデザイン賞に挑戦しています。 内容としては、『ワッティー』です。 カンボジアで行ってきた『ワッティー』のプロジェクトをグッドデザイン賞に応募してみました。我々、ソーシャルコンパスは今まで賞レースのようなものには無縁でした。 しかし、正直にいうと今まで片手間で何度か応募をしたことはありましたが、掠りもしませんでした。だから、応募したことも、『恥ずかしくて』挑戦したことも黙ってきました。 しかし、今回グッドデザイン賞はかなりの時間を掛けています。プレゼン資料や応募文章、そしてこちらの『ワッティー』紹介動画もグッドデザイン用に制作しました。 おかげさまで一時審査は無事に通過して、次は8月17日から愛知県国際展示場で行われる二時審査です。二時審査では、この動画と、A1のポスター展示で審査されます。 今夜は、そのポスター制作に追われていました。 正直、今回のこのグッドデザイン賞は絶対に取りたい!!そんな思いでいっぱいです。 カンボジアで長らく活躍してきたワッティーですが、もちろん日本での知名度はゼロです。ワッティーが日本とカンボジアの架け橋になってくれるよう、このグッドデザイン賞は受賞を目指しています。 そんな思いで、挑戦するのは本当にドキドキです。ぜひ、応援よろしくお願い致します。

和歌山信愛中学Global Activity Clubの農業指南書

「ワッティーとインディーのイラストを使用させて欲しい」 と、和歌山信愛中学校のGlobal Activity Club所属の中学2年生の方から連絡頂きました。 Global Activity Clubで制作している、カンボジアの農業指南書の中で、ワッティーとインディーのイラストを使用したいとのことでした。 ワッティーにとっても、とても光栄なことです。ありがとうございます。 以前、CMAC(カンボジア地雷対策センター)高山良二さんのお話を聞いて、作物の栽培に関して特に困