私たちはハーフじゃなくて、ダブルなんだよ
私は20歳の頃に在日韓国人として、日本人でも韓国人でもない自分のアイデンティティに悩んでいた。そんな中このタイトルの言葉は、日本人の両親を持ちアメリカで生まれ育った先輩に教えてもらった考え方。
私たちはハーフじゃなくて、ダブルなんだよ。
どちらかでないといけないという考え方を持っていた自分にとっては目から鱗な話だった。
東京五輪のゴルフ競技にフィリピン代表として出た笹生選手が以下のコメントを残していて似たような感覚なんだろうなと共感した。
「いずれは日本国籍を選ぶんだろうなと思っていた。21歳になったら国籍を選ばないといけない日本のルールがある。国籍は日本だけのルールで、どっちを選ぼうと自分は日本人とフィリピン人」
自分の子供が6月に生まれ、彼女は韓国人の僕と日本人の妻の間に生まれたので、両方の国籍を持つ。自分の娘が22歳までに国籍を選ばないといけない日本のルールがあるが、その頃どちらの国籍を選んでも彼女がアイデンティティに自信を持てるような子育てをしていく。
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