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「私は日本に帰りたくない」真鍋博士の発言は日本組織への警笛だ!

 2021年ノーベル物理学賞に真鍋淑郎博士が選出された。私個人的かも知れませんが例年と違った感覚を覚えました。
その理由を列挙してみると、、、
・ なんとなく純粋な日本独自の研究と思えない。
・ メディアが取り上げが例年より静かであった。
・ ノーベル賞の研究内容よりも真鍋博士の発言に興味が注がれている。

 日本企業に勤める私には3番目の真鍋博士の発言に目が惹かれてしまいました。
 「私は日本に帰りたくない」 これ切実な発言だと思いませんか? note 読者だとよくわかるんじゃないでしょうか? これを日本の政治家、いや、どれだけの企業の経営者は心に刺さったのでしょうか、、、

日本の協調を重んじる環境、コミニケーションに私は合わせられない。

 これが90歳でノーベル賞をとった博士の言葉です。 日本の組織そのものではないでしょうか?
 「 今の組織に戻りたくない・・・」 よく会社員が今の組織から離れたい、もっと自由に自分の仕事に邁進したい、、、と言う言葉は良く聞きます。
 「 上を向いて仕事をしているばかりの部長連中、協調性のない組織、目先の売上げばかり言ってる組織、 こんな組織には戻れない」と言う会社員の心の声が聞こえて来ました。

 それにしても真鍋博士はとてもいい顔をしてますよね。 とても90歳のお顔とは思えない。体こそ多少弱っておられても少年のような志と眼差しを持った方と言う印象でした。

 もし日本の企業にこんな真鍋博士のような"良い顔"をされている人ばかりだとするとどんなに良いことでしょう。きっと国際競争力もアップ、平均賃金給料も上がってる事でしょう。

 今回のノーベル賞受賞は日本の身近で切実な問題テーマを提示してくれてるような感じがして私にとってはとても印象に残る出来事でした。

(終わり)

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