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所有した想い出の歴代クルマ
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トヨタ セリカはファミリーカーであった

Z32からセリカ(ST180)へ  トヨタ セリカ。当時、私は2シーターのスポーツカーZ32に乗っていたが、子供が生まれたことで、後部座席にも乗れる車が必要になった。本来ならば4ドアが適してるはずだったが、、、  やはりかっこいい、この丸っこいデザインに惚れ込んでセリカを選んだ。リトラクタブルヘッドライトが特徴的なブラックのボディは、まさに黒い稲妻のようだった、、、とは言い過ぎで、GT-FOURなどスパルタンなクルマならまだしも、ATの大人しいクルマだ。  映画「私をス

初めて乗ったクルマ、マツダのアランドロン「カペラ」(tips01)

 自分が初めて乗った車はマツダの"カペラ"と言うクルマ。 もう何年も前のことだろう、発売は1970年くらいだとなっている。50年も前? 確かに大学の時に教習所に通い免許証とったので計算は合うのだろうか? (余談だが、当時の教習所は先生も怖いものだったなぁと記憶している)  実家は建具屋を営んでいた。トラックとは別にこのカペラがあった。今思えば営業用に使っていたのだろうが、後部座席が倒せてちょっとした建具はこれで運んでいたのを記憶している。いかんせんこの当時からマツダの車は

初めて買った車はダイハツ・ミラ、550cc(tips02)

 アランドロンカペラは初めて乗った車だった。基本的に家の車であったので自分のものではない。学生の頃どうしても車が欲しかった。昔は若者の車の興味はかなり高かったものである。それに比べて今の若者の"クルマ熱"は本当に下がったものだなとつくづく思う。 雑誌"中古車情報"を見る毎日だった。  学生の立場で普通車を買うのは大変だったことを覚えている。たいがい車を持っている人は親から買ってもらうか親類から譲ってもらうかのどちらかである。  車の購入代金のほか、車検代、駐車場代、任意保

"ミラ"の次はマツダのフラッグシップ、3代目"コスモ"に(tips03)

 なぜこの車を? 多分ひとえにカッコよかったから。当時、広島から大阪へ戻ったりするのに550ccの"ミラ"であった。やはり高速の中国道を550ccで走るには少ししんどかった。(それなりに楽しかったが…)でもそれだけではなかった、サラリーマンになり給料がもらえるようになったのだ。  といっても入社まもなくの自分の給料も少ない。新車を買うほどの余裕はなかった。 サラリーマンなり始め、中古車情報誌を見ながら毎日毎日ワクワクしていたのを思い出す。当時からなぜかマツダの車は安かったのを

フォード プローブ2.2GTが、"RX-7 FC3S"に(tips04)

クルマが楽しい時代だった。走りに明け暮れてた時代。  かくしてコスモ4HTは他人の手に渡っていきました。当時勤務先の会社に車好きがいました。クルマバブル真っ盛り、GT-Rもちろん、Z32、S13シルビアだの、三菱だとGTOやマツダもユーノスコスモ20Bロータリー、スバルもアルシオーネSVXなど、今では考えられないほど個性ある車が華々しくあった時代。そういえばNS-Xもありましたね。  ある日のお昼休み、車の話になり「何乗ってるの?」と。ある1人がスカイラインGT-R32の

コロナ 1800 SF-X 5ドア 9代目(1987年) (tips05)

当時の5ドアと言う選択は"時期尚早"と言われたか  実家は建具屋/木工屋さんだった。建具および工具など荷物を運ぶ必然性があった。こう言った点からも中々良い選択だったと思う。と言うのはワゴンと言う選択が正しいのだろうが、あえてこちらの5ドアを選択する所は個人の趣味性格が良く出ている。  ただしこの当時、5ドアのクルマ自体があまり評価されず、人気も出なかった。(のちのランティスなども同じですね) 雑誌メディアなどでは、早すぎた5ドアと評されていた。今ならキャンプなどにも便利かと

セカンドカーに最適! 機能的でかわいい"フェスティバ キャンパストップ" (tips06)

街乗り、お買い物に「フェスティバ キャンパストップ」  マツダと言うメーカーは本当に個性的なメーカーだ。 RX-7に乗りつつ、「フェスティバ キャンパストップ」を所有した。RX-7はサーキット走行に使ったりといじるのがメインなクルマ。ミッションだったので気軽に乗るという点では辛かったかも知れない。  ちょい乗り用、お買い物様にと気軽なクルマが欲しくなる。そしてやはり時には4人乗ることもある。  ただしここでも"普通のクルマ"は嫌だった。個性的なクルマに乗りたい、そんな気

我がクルマ人生をチャートで、、、

 とりあえず作りたかったカーライフ年表です。 時間がかかりました、、、その理由はそれぞれの車購入時期の思い出についつい浸ってしまいます。    その時の状況、学生、会社員なりたて、転勤転職、結婚、子供、人生終わりかけ、、、と。  基本路線はやや時代遅れの車に興味あって、自分で直して行くと言うパターンが多かった。それは最初にスポーツカーでいじってたからか、多少詳しくなったかも知れません。  そう言えば雑誌、オートメカニックを良く読んでいました。  クルマから見てみる自分人

優雅だったZ32の想い出

 私がZ32を手に入れたのは、いつの頃だろう。当時まだ30歳と少し位、結婚して岡山へ転勤して子供が生まれるかどうかの年齢だったと思う。    フェアレディ、 Z32、2シーターの車は、ずっと昔から私の心に宿るフェアレディの憧れであり、その輝きは私の給料では届かないほど高価だった。けれども、それでも欲しいという熱い想いが 通じたのか、 私の 手の届く価格で譲ってくれると言う人が現れたのだ。  譲ってくれる車は当然2シーターだったのだが、私の心を駆り立て、 子供が生まれるかもしれ