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別れる体癖~その体癖の心が離れる瞬間(とき)~

※こちらの記事は『週刊・現代を体癖で生き切るためのタイヘキストマガジン』という月額制マガジンに収録されています。
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恋をするのも体癖、結婚するのも体癖、そして…

別れるのも体癖。

限界まで我慢したり、すぐ飽きちゃったり、一緒にいることのメリットがなくなったり…
人は自分の感受性によって愛し、自分の感受性よって別れます。

引きずる人もいれば、あっさり忘れる人もいれば、顔すら思い出せなくなる人も。
男と女が恋をすれば、結婚をすれば、誰もが擬態できなくなり、必ずそこに体癖が表出します。

あんなに一緒だったのに、すべては過去に変わっていきます。
そして、まだ過去にならない恋も。
いずれにしても、自分自身の体癖を一生懸命に生きている証なのです。
ということは、別れもまた生命の躍動で、美しいものであるということ。

今回の『タイヘキストマガジン』は、そんな”男女の心が離れるとき”をテーマにお届けします。

各体癖は、どういったことが原因となって心が離れていくのか?
大好きから大嫌い(または無関心)に移行するのには、どんな感受性がはたらいてそうなるのか?
といったことを中心にお届けいたします。

この記事をお読みになることで、自分自身の振る舞いを振り返って、カップルや夫婦の危機を乗り越えられるようになっていただければ最高です。
あるいは、「やっぱりそうだよね…」と、お別れを考えている人の背中を押すことにもなるかもしれませんね。

一種の心が離れる瞬間

一種、特に男性は、とにかく”面子(メンツ)”を潰されたときに、心が離れていきます。
野口晴哉先生のおっしゃるように、「男性は誰でも一種が入っている」。

つまり、一種だけでなく、すべての男性の心を離さないためには、常に相手の権威性を認めるようにしていくことが肝要です。

女性はよく、女性の中に男性が一人だと、ついついいじったり、嘲笑したり、貶したりしてしまいます。
周りに流されたり、そういう雰囲気になったり、女性同士の友情を優先していたり。
ちょっと「自分はパートナーより強い女なんだ」と言いたいがために、やっている人もいます。
傷つけるつもりなんて毛頭なかったとしても、男性の側から見ればやってしまっていることが意外に多いのです。

女性の中にいると、男性ってなんとなく頼りなく見えてしまうのですよね。
女性同士のノリについていけないし、空気読めないし、気が利かないし、いつも偉そうだけどお茶の一杯も用意できないし。
男性の方も、体癖や人生経験によりますが、多くは女性の中にいるとどのように振る舞ってよいのか分からなかったりもするのです。

それでも、グループの中で男性の権威を落とすことは、絶対に、確実に、100000%、間違ってもやっちゃいけない。
心を離したくないのなら。

周りに人がいるのに大切なパートナーにコケにされるのが、一番ダメージがあるのです。
全然そんなふうには見えなかったとしても、心では深く傷ついているのです。
傷ついていても、その場で「ふざけんな!バカにするんじゃねぇ!」とか言ったらみっともないから、全身全霊で我慢している男性は割と多いのです。
(たまにその場でブチ切れる人もいますけどねw)

その男性の一種が濃ければなおのこと。
九種混じりであれば、コケにされたことをずーーーーっと覚えています。
七種混じりであれば、最悪手が出る事案です。

余談ですが、私ソシャフィアの父親が一種七種九種の典型で、母親がお客様の前で(母は商売をやっています)、父親の髪が薄いのをネタにして笑いをとろうとしたのですね。
そしたら、ブチ切れたブチ切れた!
その場では笑顔で取り繕っていましたが、心の中では地獄の業火が燃え盛っていたのです。
その後一カ月くらいマトモに口を聞かなかっただけでなく、壁は殴る、ちょっとしたことで叫ぶ、私たち兄弟にずっと昔母にやられたことをグチグチと話す、「もう離婚だ」と言って聞かない、などなど、散々な目に遭いました(笑)。
が、その程度には心が離れるのです。

それもまぁ、かつては男性が他の人に自分の奥さんを紹介するときに「うちの愚妻が」とかなんとか、偉そうなのかへりくだりすぎているのかよく分かりませんが、男性がパートナーの女性をコケにしてきた歴史があるのも事実。
女性の方だって「ちくしょー!」と思いながらも、我慢してきたのでしょう。

さらに一種は男女ともに、「価値観が合わない人とは一緒に居られない」という人も多いです。
価値観というのは人それぞれが大切にしているもののことで、違っていて当たり前なのですが、一種にはそういったことを”ズレ”と感じてしまうようで、心が離れる原因になるようです。

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