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複合体癖を活かす!体癖スイッチ

※こちらの記事は『週刊・現代を体癖で生き切るためのタイヘキストマガジン』という月額制マガジンに収録されています。
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赤色と青色を混ぜれば、紫色になりますね。
そこに白を足せば薄紫色になりますし、黒を足せば黒っぱい紫色になります。

「体癖の”○種”というのは、原色であって、例えば一種や六種などの原色同士が混ざり合って、一人の個性を形づくっている」と野口晴哉先生はおっしゃっています。
生きて生活をしている人体から体癖の”○種”を見つけるのは、絵画から原色を見つけて抜き出すようなもの。
10万人以上から、一種から十二種までの原色を突き止めた晴哉先生の努力は大変なものだったでしょう。

二種という人がいるわけでもなければ、七種という人がいるわけでもありません。
誰もが脳や心臓や肝臓などの臓器を生まれながらにして持っているように、誰もがすべての種の特徴を持っています。
「その中でどの色が特に濃いか?」ということが、体癖でいう○種ということになるのです。

そして、多くの人が特に濃く出ている色が二つは持っている。
体癖を診断しても、だいたい二つは出ます。
三つは出たり出なかったりです。

中には一つだけがものすごく濃く出ている人もいますが、細かく調べていくと、やはり他の要素もほんのり混じっているのです。
これは18年間整体の現場で4万名くらいを施術をしてきた私の、今のところの結論です。

同じ紫色でも、赤が濃い紫もあれば、青が濃い紫や、白や黒や他の色が混ざった紫もありますね。
地球上に住むすべての人が持っている色のグラデーションは異なり、例えば同じ三種十種の人が二人いたとして、言動や感受性は似通ってはいても、細かくみていけば割りと違っていたりもしますね。
三種と十種の配分が異なっていますし、他の種の特徴が出ていたりもするのでしょう。
三種十種(三種の特徴がより濃く出ている)と、十種三種(十種の特徴が濃い)なら、言動も感受性も大きく異なります。

さらに言うならば、人生で獲得してきた経験も、その人の個性に大きく影響しています。
愛情深く育てられてきた歴史を持つ三種十種もいれば、そうでない三種十種もいる。
すでに愛が心に満ちている三種十種もいれば、これから満たそうとする三種十種もいる。
同じ三種十種でも、決して十把一絡げにはできないのです。

そう。
個人の個性にフォーカスすることこそが、体癖を通じて生きていく上でとても必要なことなのではないでしょうか?

体癖は元々、”個性の研究”。
人をタイプ分けして人の個性を決めつけ、可能性を奪い、人を嫌い、人を操るためのタイプ論では、決してないのです。
人をさらに認められるようになるために、分かり合うために、愛し合うために活用することこそ、本当に意味のある活用法でしょう。

そのためには、まずは自分。
自分のグラデーションを自覚し、可能性を広げて、自分を愛し、自分をうまく操縦することこそ、何よりも一番に大切なこと。

人間関係をより良いものして、仕事や趣味をもっと充実させ、健康であり続けて、自分自身をさらに幸せにするために、まずは意識するべきものなのです。

そのために障壁となってくるのはいくつかありますが、一つには「ほとんどの人は複合体癖である」ということ。

複合体癖によって、矛盾したり、やり過ぎたり、やらなさ過ぎたり、アクセルとブレーキが同時に発動したり、ハンドル操作がめちゃくちゃになって方向付けがうまくいかなくなったりするのです。

活かし合う種の組み合わせもあれば、相殺する組み合わせもあります。

と言うと「私、体癖ガチャに外れたのかな…」なんて思う人もいますが、そうでは決してありません。
活かし合うのも相殺するのも見方次第で、それもあなた自身の体癖がそうさせているのかもしれません。

そして、自分の体癖を活かせるようにするには、ちょっとしたコツがあるのですね。

今回の『タイヘキストマガジン』は、複合体癖を活かすためのアイデアを公開します。

そのアイデアを活用することで…
・仕事がうまくいきやすくなった
・恋愛でやらかさなくなった
・家族とうまくいくようになった
という嬉しいご報告を受け取っています。

自分の複合体癖は、意識しなければ足かせになることもありますが、意識することで自分の人生という大空を舞うための翼になります。

現代は難しい時代。
だけれど、あなたにはあなたの体癖という何よりも頼もしい財産があります。

あなたがその体で生まれたのには、意味があるのです。

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