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東京ポリエステル|詩


お父さんの肩車

このあたりのおしろは
いまよりずっと大きくて
このまちは
ずっと小さかった

だんだんと知っていく
この街は思ってたより広くて
お父さんは思ってたより小さかった

父に連れられて靴屋
皮のサンダルは新品
遠出した原宿も特別な街になる

卒業と同時に街を出た
今は何処にでも行ける
あの大きなお城は税務署だった

読んでいただけて嬉しいです。ありがとうございます。週に3記事程度投稿していきたいと思っていますので、よければお楽しみください。

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