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【プレビュー】21-22PL第6節チェルシーvsマンチェスターシティ

プレミアリーグ序盤の大一番がやってきます。

両者の今季の戦いぶりを振り返り、試合前から妄想が膨らんで、楽しみで楽しみで仕方ないです。

チェルシーvsシティ

トゥヘルvsペップ

欧州最高峰の名将同士。至高の戦術と選手達がぶつかる直接対決。

独断と偏見でマッチプレビューをしていきたいと思います。チェルシーについてはすべての試合を見たわけではないので、多少の誤認はお許しください。笑

あくまでも独断と偏見で!



1.予想スターティングメンバー

まずは故障者の確認から。

・チェルシー



FW:プリシッチ(足首)、ヴェルナー(ふくらはぎ)
GK:メンディー(股関節)

シティ

DF:ジンチェンコ(軽い外傷)、ラポルト(鼠径部)、ストーンズ(筋損傷)MF:ギュンドアン(軽い外傷)、ロドリ(軽い外傷)

と思いきや、故障者リスト入りしているCBの二人、ラポルトとストーンズが笑顔でトレーニングしているではありませんか。笑

軽傷の二人が復帰可能ならほぼフルスカッドとも言える陣容。それともSNSを利用した情報戦を仕掛けているのか。笑


では本題の予想布陣です。

一応故障者リストに名前がある選手は外しています。

シティはお馴染みの4−1−2−3システム。

DFラインですが、本当に出場可能なのであれば、LCBにはラポルトが入るのではないかと個人的には予想しています。状況を一気に打開するロングパスを持つ彼は、プレッシングの上手いチェルシーを相手にするなら是非使いたい選手。

SBはこの2枚でほぼ確実かと思います。攻撃性能を考えると、狭い中央のブロック内に侵入してプレーできるジンチェンコは面白い一手になるかもしれません。

後述しますが、チェルシーの分厚い中央ブロックに穴を開けれるか否かでゲームの展開は変わってきます。

アンカーですが、故障者を除くと必然的にフェルナンジーニョ。前節のサウサンプトン戦のパフォーマンスを考えるとここのポジションが急所になる可能性があります

前節のような縦パスを引っ掛けられるシーンが多くなると、カウンターの上手いチェルシーにとっては格好の餌食です。ロドリが怪我から復帰できるかが鍵になってきそうです。

LWGはすっかりフィットしたグリーリッシュでほぼ確定。

イジるとすれば右側か。RWGにコンバートされて高パフォーマンスを続けるジェズスをどう使うか。左で崩して右で仕留める形を狙うならフィニッシャーとして優秀なジェズスはRWGに置いておきたい。

CFのトーレスは悪くはないですが、チェルシーのDF相手に違いを作り出せるかと言われれば微妙なところ。そうなってくるとジェズスをCFで起用する可能性も。空いたRWGにはマフレズ起用が妥当かと。

また、デブライネフォーデン偽9番も無くはないですね。

とりあえず予想が外れたときのためにたくさんの予防線を張っておきます。笑

一方チェルシーは3−5−2システムと予想。

基本布陣は3−4−2−1ですが思い切ってこの予想にしてみました。笑

とても浅はかですが、理由としては前節トッテナム戦、カンテ投入後の中盤3センターを中心とした制圧力が半端なかったからです。笑

中央を埋めて外に誘導するプレッシングが基本のチェルシー。完全復活を思わせたカンテ先発起用は十分ありえるかと。

プレミアリーグへの順応に苦労しているサウールの大一番での起用は考えにくいですしね。

WBは、チルウェルからレギュラーの座を取り返したマルコス・アロンソと、主将アスピリクエタ。

マルコス・アロンソはプレースキッカーとしても優秀、走力も高さもあるという万能性が魅力。シティとの相性を考えてもほぼ当確です。

アスピリクエタはCBで起用された試合もありますが、シティのWGを意識しすると、WBの位置で彼をぶつける可能性はあります。シティの2−3ビルドアップはWGへのパスコースが生まれやすいので、WGの自由を奪うことは重要になってきます。

2トップは今季加入直後から大爆発のルカクハフェルツ

2シャドーの3−4−2−1を使うのであれば、マウントやジエクの起用が考えられますが、3−5−2と仮定するならこの二枚かなと。

凡人の予想は以上にします。笑


2.見所〜シティのビルドアップとチェルシーのプレス〜


シティの2−3ビルドアップでよく見られる形は、大外のWGにCBからボールを届けるパターン。

そこからWGがドリブルで仕掛けたり、IHのチャンネルランやSBのサポートで前進できているときは相手を押し込みチャンスになります。

レスターとのゲームではグリーリッシュとシルバの二人組で幾度となく左サイドを攻略しました。

しかし逆にトッテナム戦のようにWGがサイドで敵のSBに自由を奪われるようなことがあれば、ボールロスト、バックパスを繰り返し、苦しい展開になります。

チェルシーが狙いたいのはこのパターンです。パスを外のレーンに誘導し、WBがWGを厳しく潰しに行く。


昨年のCL決勝の対戦でも図の赤いゾーンにボールが入ったときに、かなり強いプレスをかけるシーンが目立ちました。

よく見られるシルバのチャンネルランですが、チェルシーはCBの一枚が釣り出されたとしても、3センターであればボールサイドの選手がカバーに入れますし、いつもの5−2−3(Wボランチ、2シャドー)のブロックを組むのであれば、ボールサイドのボランチがその動きに連いて行って対応することもできます。

あと、予想スタメンのお話のときにジンチェンコの名前を出したのは、チェルシーが固めている中央ブロックの中でボールを受けられる(可能性がある)選手と考えたからです。

カンセロウォーカーもインサイドでプレーできる選手ですが、もともと中盤の選手であるジンチェンコの特に密集したエリアでのプレーで精度が高いと考えています。

ライプツィヒ戦では中央のブロックの中でパスを受け、アンカーのロドリにフリック、そこから一気に逆サイドへ展開。というパターンを使っていました。

プレスの強度も完成度もチェルシーがのほうが上だとは思いますが、個人的に面白い試みだと思います。

あとディアスアケの両CBも簡単に大外にボールを運ぶだけでなく、チェルシーの2トップを引き付けるドリブルや、エデルソンとの連携が大事になってきます。

今季シティがビルドアップ時の常套手段として使っているルート(中央密集からのWGルート)をまさに狙い所としているチェルシー。

ペップは昨年からチェルシーに三連敗していますし、どのような攻略方法を準備しているのか楽しみですね。

疑似カウンターの上手いチェルシーに、あまり後方のスペースを与えてプレッシングに出るとモンスタールカクの餌食になりますし、未熟さの残るプレッシングもどう修正してくるか見ものです。


3.注目選手

(1)ベルナルド・シルバ

今季シティに破れたチームは彼の働きに泣かされています。マンマークが来ると味方をフリーにするのが上手いし、列・レーンの移動で相手のプレッシングを無効化するのも得意。高度な守備戦術を用いるトゥヘルチェルシーの守備を攻略するキーマン。

(2)ルベン・ディアス

単純にルカクとの勝負でどっちが強いかみたい。笑

(3)マテオ・コヴァチッチ

シティが中途半端なプレスに行けば、この人にスルスルと中盤をドリブル突破されそう。昨年の得点王ジョルジーニョや守備職人カンテに目が行きがちですが、憎いほどの冷静さはビックマッチでこそ生きるはず。


4.最後に

独断と偏見だらけの記事ですが、いかがでしたでしょうか。特にチェルシーについては分析が甘いので不安ですが、明日の試合を楽しみに待ちたいと思います。

試合後にもマッチレビューを書きますのでまたご覧になってください。

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よろしくおねがいします。

あくまでも個人の意見です!それでは!

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