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田舎を憧れの場所に

都会に憧れたが、自分の心が田舎を選んだ

振り返ってみると、東京で働いたのはほんの一瞬だった。生まれた時はもちろん自分が田舎に住んでいるとは意識はしていなかった。けれでもある年齢になった時、急激に都会の暮らしや、テレビに映るその情景、光り輝く店の照明はまるで別世界。でも行きたい、と思えば住む場所によっては電車へ飛び乗りさえすれば僅か数分で現実になる世界に憧れた。社会人になって真っ先に実家を飛び出し、1人暮らしをし、仕事が終われば友人と延々とお酒を飲み歩き、カラオケ、朝になるまで遊び歩いていた時期もあった。けど、いつしかそれが空しく、自然と心の目が「田舎」へ向き始めている自分に気づいたのはその数年後の事でした。

東京のど真ん中から人里離れた山奥へ転職

何もこのコロナになってからの事ではない。今から約10年前から地方(田舎)を転々としていた。この業界ではよく聞く以下の文言。

世の中を変えるのは、

若者、よそ者、バカ者だ!と。

数年前までは、賛成派多数の様なイメージではあったが、最近では、そのメンツで本当に地方が変わるのか?(生まれ変わるのか?)と二極化の様相です。

私は結果的によそ者立場にあたり、これまでも掘り起こせていないコンテンツの魅力を発信する立場として魅力を創出し、その後もコンテンツを磨き続け、またまだ知られていない、知ったらきっと喜んでくれるであろう人たちに発信し続けています。いつしか、自分が「綺麗だな」「他の人の目に触れたら喜ぶだろうな」なんて想いが先行し、自分のものではありませんが気が付いたら自分が育てたかの様に表現してしている自分がたまにいて、思わず笑ってしまいます。

田舎、いいかも?

ここ数年、田舎ブームだと思います。とかく都会に住む方から羨ましい、なんていわれる事もあります。

隣の芝生は青く見える

とはよく言ったもので、私も長い間東京に憧れたものです。田舎は田舎でその全てがバラ色である訳ではもちろんありません。車がないと不便だったり、コンビニは勿論歩いてはいけません。「適度に」不便です。でも不便な代わりにお金では買えない新鮮な空気、釣って食べれる魚達、歩いて収穫しに行く葉物野菜など。プライスレスな価値がそこには溢れています。

私自身の役回りは(勝手に設定)田舎へ移住してみようかな?なんて思われている方が、また二の足を踏まれている方たちが躊躇なく、というよりかは

「あ、そんな生活もいいかも」

と経験則ですが感じてただける発信が今の私にできる事なのでは?と考えています。今の生活、文化もまだまだ聞けば知らない事ばかり。早く知らない人に教えてあげないと!


最後まで読んでいただくありがとうございました。

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