【シンプル】五輪から学んだ、家族や自分のゆるし方・受け入れ方

こんばんは。

この前、オリンピックの女子スケボーを観てたんですね。

そしたら、フィリピンか、外国の選手が
日本選手がうまくすべれたのを見て
「イェー！！」って、からだ全体で喜びを表現してたんですね。
「やったね！」って。

で、その選手、自分の番になって
すっごく上手なんですけど、
ある地点で転倒してしまって

そしたら、大地に寝ころんだまま
ベロ出してニコッとして
「やっちゃったよ、エヘヘ」みたいな感じで

でもそれが、全然、イヤな感じにうつらなくて

カタイ言葉でいうと
「失敗を受け入れる」
みたいな感じだと思うんですけど

その日本選手のパフォーマンスに喜んだのもあわせて
「いいなー」と思って

「国民性だなあ」って、最初は思ったんですね。

でも、ここで
ちょっと待てよと思ったんです。

日本とフィリピンとか
国で分けるから「国民性」っていう言葉になる。

逆に言うと
「国民性が違うから、日本人である自分にはできない（できにくい）」
みたいな意識があったんだと思います。

でも
「地球」っていう“くくり”でみたら、どうか？

宇宙人の存在がどうこうとか言いたいわけではありませんが
「地球人性（ちきゅうじんせい）」
みたいのがあるんじゃないかと思うんですね。

たとえば、一般的に
手足が２本ずつで、頭や顔が上についてて、みたいな
外見的なところから
性格、みたいなことまで。

こうやって書いてくと、宇宙人の存在ありきみたいな書き方に
見えるかと思いますが、決してそういうことではなく
ひとつの同じ星の人間としてのくくりもできるだろう、
っていうお話です。

何が言いたいかというと
くくりを変えることで、自由になれる、
ということ。

さっきの例でいえば
「国民性がちがうから、自分はああいうふうにやれないや」
じゃなくて

「同じ地球人なんだから、
自分にもそういうマインドの種はあるはず。
それを育てよう」みたいな。

それによって、
自分の制限をはずしていける。

で、そこから、もうひとつ発展させて、
何が言いたいかというと
家族の問題。

家族って、すごく小さくて、強いくくりだと思うので
たとえば、きょうだいに対して

「同じ親に育てられたんだから、
こう思うだろう（思うはず）」
「ずっと同じところで暮らしてるんだから
こう考えるはず」

みたいなところってあると思うんです。

国民性、みたいな言葉でいうと
「家族性」みたいな。

あくまでも自分（その人）が思う、
家族性、だとは思うんですが。

で、それが、そうじゃない時に
「え、なんで？」ってなる。

もちろん、いろんなケースがあると思うので
一概には言えないと思うんですが

それが家族じゃなければ、
「あ、その考えもありかな」って思えるものであれば
「家族」っていうくくりを、はずしてみる。

日本人、とか地球人、っていうくくりにしてみる。

そういうくくりで、家族をみてみる。

「要するに他人だって思うってことじゃん」
って思うかもしれないですけど

「他人」っていうと、ちょっとまた区切れが大きいというか
（あくまで僕の感覚なんですが）。

他人、っていうよりも
くくりを変える感じ。

自分自身も含まれる、
もっと大きいくくりに変える。

大きい分だけ余裕（寛容さ）ができるけど
でも自分も入ってるくくりだから
断絶はしていない。

その分だけ、もしかしたら
自分自身をゆるせる範囲もひろがるかもしれない。

日本人って考えたら、
「あ、そういう人もいておかしくないよね」

地球人って考えたら、
「あ、ぜんぜん、いるよね」
って思えるかもしれない。

そして
「あ、自分も、日本人、とか、地球人って考えたら
○○であってもいいんだ」って思えるかもしれない。

過去や今の自分を
ゆるせる（受け入れられる）ようになるかもしれない。

もちろん、だからって
人に明らかな嫌がらせをしていいとか
そういうことではないし

たとえば

「家族で、サラ金にすごい借金があって、
浪費グセの直らない人がいて
どれだけ言っても直らなくて、
それが自分にもふりかかってくる」

みたいなせっぱ詰まった状況なら
そんなこと言ってられないかもしれませんが

そういう状況ではなくて
「何で同じ家族なのに、こうなのかなあ！」
っていうような感じでしたら
（これも大変だとは思うんですが）

そういうふうに、くくりを変えていくことで
ちょっと気がラクになったり、

見え方、感じ方が変わったりっていうことも
あるんじゃないかと思うので、

もし何かピンとくるものがありましたら
試してみて頂けたらうれしいです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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