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サッカー日本代表vs5バック

第二政権森保ジャパンは2026年W杯の2次予選 初戦に挑んだ。 相手は直前5試合で無敗のミャンマー。
絶好調 森保ジャパンとはいえ相手は好調、尚且つ日本が苦手な5バック。どのような原則のもとゲームを試合していくかが見ものだった。


日本代表の主原則・5バック攻略

・日本代表のオフェンス 主原則

日本代表のオフェンス 主原則は各局面でボールを保持し、試合を支配する である。
それを実現するために以下のようなことを行っていた。

・テンポ感を早く(タッチ数少なく)サイドtoサイドで回し、5バックのスライドのズレを狙う
・両サイド(特に右サイド)で「旋回」をしマークのズレを狙う

この2つによりボールは保持できていた。
しかし、5バックを相手に試合を支配していたかと言うとしきれてはいなかった。

・鎌田先発の意図

この試合、ラツィオでは中々試合に絡めていない鎌田が先発起用された。 その理由と鎌田自身の問題点を述べたいと思う。

・先発起用の理由

試合を通してボールを持てると監督が判断し、遠藤守田より足元が柔らかい鎌田を起用した。また、サッリ仕込みの守備が少なからずあるため遠藤守田を休ませても大丈夫と判断したはずだ。

・鎌田の問題点

問題点は単純だ。無理な縦パスや狙いすぎのパスが多すぎることだ。一見積極的に見えるが受け手が完璧に処理しない限りカウンターを食らってしまう。なのでこの原則でやる限りは改善の余地がある。

2.試合を通しての問題点・改善策

5バック相手にはサイドの1VS1を追い越して数的優位を作るのが有効だが、「旋回」により本来WGを追い越すはずのSBが幅を取っているため数的優位を作れなかった。また右の毎熊はまだしも、左の中山にサイドでの1VS1を頼ってはいられないのでシンプルに相馬の1VS1からのオーバーラップが見たかった。

2つ目は、上田が消えかけてしまっていたことだ。結果こそハットトリックを記録したが、今のやり方だとレベルが上がった5バックを相手にした時に絶対に消えてしまう。 解決策としては2トップを形成し、その2枚で相手の両サイドのCBをつり、できたスペースでIHの選手が受けるというものだ。

この配置をすれば、5バック相手に有効にボールを持つことができ尚且つ選手達は適材適所でプレーすることができる。
実際、日本の2点目の鎌田のゴールは偶発的にこの戦術が再現され取れた点である。(FWがCBをつってできたスペースで鎌田が上手く受けて決めきった)

僕が挙げたのは一つの案に過ぎないため、この戦術は取り入れなくてもいいとしても、そろそろ森保のvs5バックの戦術・采配を見てみたいものだ。

3.最後に

問題点こそいくつか上がったが、森保ジャパンは右肩上がりに戦績を伸ばして言っているので次戦にも期待したい!

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