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いよいよ再開する19/20UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメントに向けて

日本時間2月19日午前5時、UEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメントが再開されます。

今回のnoteでは、普段あまりヨーロッパのサッカーを見ないという方でもちょっとくらいはヨーロッパサッカーの現状をお伝えできればと思い、書いています。
Jリーグ以外にも見るサッカーの対象を大きくしてもらえれば幸いです。
予選の結果は下の画像からどうぞ。

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いわゆる強豪と呼ばれるチームが比較的順当に勝ち上がった印象ですが、
細かく見ると、昨シーズンベスト4のアヤックスが予選敗退となりました。
さらに準優勝のトッテナムは決勝トーナメントに勝ち進みはしましたが、途中でポチッェティーノ監督が成績不振で解任され、ジョゼモウリーニョが就任しました。

トッテナムは強豪バイエルンミュンヘンとの試合では2-7という大敗を喫しました。シーズン当初から選手と監督の間がうまくいっていないという報道もあり、そのバラバラ感がこういう大敗を生んだのでしょう。
(それにしてもバイエルンミュンヘンのキミッヒとレバンドフスキーのゴールは見事ですね)
参加チームで唯一予選全勝を達成したバイエルンミュンヘンですが、
ブンデスリーグの成績は首位ながらも、
不安定な試合を続けていたところ、ニココヴァチ監督は解任されました。

さらにビックチームの監督解任といえば、
グループFを首位で突破したバルセロナ。
スペインリーグではレアルマドリードにつぎ2位ではありますが、
先月、バルベルデ監督は解任されました。

どうやら今シーズンは、いわゆる強豪と呼ばれているチームは、
チャンピオンズリーグは勝ち残りはしたものの、
所属している自国リーグでは芳しくない成績となっているように見えます。

イタリアの強豪ユベントスはセリエAでも首位ではありますが、
これまでの圧倒的に首位という訳でもなく、
2位ラツィオ、3位インテルミラノがすぐ背中に手が届くような状態です。
「どのチームが優勝するのか?ではなく、ユベントスはいつ優勝するのか?」とネタにされていたような1強状態ではありません。

同じくセリエでここ数年はユベントスにつぐ2位のポジションを確立していたナポリですが、
こちらも成績不振により、アンチェロッティ監督が12月に解任され、
前ACミラン監督のガットゥーゾが就任しました。
チームは私がこの3年ほどナポリというチームを見続けていた中で、
最悪と呼べるほどの状態でした。あまりにも酷すぎてスタジアムに観戦にきたちびっ子の泣き顔がスタジアムの電光掲示板に映し出されるほどです。

サプライズとしてそのセリエAでは、初出場のアタランタが、2位で決勝トーナメント進出を決めました。

このチームも非常に面白いサッカーをするチームで、初出場となるチャンピオンズリーグでどこまで戦えるのか期待していたところ、
見事に予選を勝ち抜きました。

一方、所属リーグとチャンピオンズリーグで共に優れた結果を残しているのは、
昨シーズン優勝したリバプールとフランスのパリSG。
両チームとも所属リーグでは断トツの首位で突っ走っております。

リバプールはプレミアリーグでの成績が26試合で25勝1分という無双っぷり。プレミアリーグ内ではもはや敵無しの状態です。
2019年12月に優勝したクラブワールドカップ、
プレミアリーグ+チャンピオンズリーグを合わせて3冠を確実に狙っていると思います。
もうひとつの注目は、予選で対戦したオーストリアのザルツブルクに所属していた日本代表の南野選手が移籍加入したことです。

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出場機会がどこまであるのかは不明ですが、期待しかありません。

そのプレミアリーグで現在2位のマンチェスターシティは、先日、UEFAの規定するファイナンシャルルールに違反したとして、来シーズン、そしてその翌年のシーズンのチャンピオンズリーグの出場権を剥奪されました。

それだけに今シーズンの試合は非常にモチベーションが高いのではないかと思います。
昨シーズンはベスト8でトッテナムに激闘の末敗れ、プレミアリーグでもリバプールに圧倒的な差をつけられていますから。

ここまでお読みいただきありがとうございます。
最後にマッチスケジュールだけ残しておきます。

19日午前5時キックオフ
アトレチコマドリードvsリバプール
ドルトムントvsパリSG
20日午前5時キックオフ
トッテナムvsライプチヒ
アタランタvsバレンシア となります。

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チャンピオンズリーグもJリーグもダゾーンで!

以上です。


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