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誰も書いてくれないならば私が書きましょう

 タイトルの通り、誰も水戸目線での戦術レビューを書いてくれないから自分で書いてしまおう!というわけで、素人がこうかな~と思いながら書きました。

 お前これ違うだろ!!!ってことがあれば遠慮なく指摘してください。まだまだきちんと見られていない、理解できていない自覚があるのでむしろそういう意見がほしいです。

 ではでは私がこの試合をどう見たか、ご覧ください💁🏻‍♀️

基本情報とイメージ

 両チームのスタメンと基本フォーメーションは以下の通り。

スタメン

 水戸は昨シーズン同様4-4-2。意外だったのは岸田のCB起用。他はPSMの鹿島戦からほぼ変更なし。

 対する大宮は3-4-2-1。どのポジションを見てもJ2レベルじゃないでしょ君たち………というメンバーが勢揃い。

 まあとはいえ、開幕から勝ち点を積み上げて毎年貯金を作って夏以降の失速を隠す水戸ホーリーホックさんなので、勝つだろうと思いながら試合を見ていました。

 ところが、開始10分にして水戸は4バックから3バックへフォーメーションを変更しました。

10分から

 3バックで戦った時間が圧倒的に長いので、3バックに変更した後の試合内容で思ったことを書いていきます。

ボール保持時

ボール保持時

 水戸は終始「間」を狙っていた。例えばCBとHVの「間」、IHとCHの「間」、ライン「間」など。まずは「間」にボールを供給し、WBの裏に走った選手へパス。そしてパスを受けた選手のクロスに中の選手が合わせる形が多かった。

 また相手を見ながら戦うこともできていたように感じた。象徴的なシーンを2つ挙げる。1つ目は24分のシーン。小島にマークされた安東は中央から少しポジションをサイドに移動し、真ん中のパスコースを空けていた。思惑通りそのコースからパスが通りチャンスに繋がった。

 もう1つは33分50秒のシーン。サイドの突破によって相手3バックが下がるのを見た奥田がそのまま上がらずにとどまってフリーでシュートを打った。この、相手3バックが下がるからその場にとどまりフリーになったことも相手を見ながらプレーをしたと言える。

 相手を見ながら意図的に作り出すことができたこの2つの形は、今年水戸が取り組んでいることが試合で出せた結果なのではないかと私は思う。

ボール非保持時

ボール非保持時

 水戸は去年と同様に守備の意識が高くスライドや切り替えが早かった。この点は選手や監督が変わっても継続してできているので、秋葉監督のいう「水戸のDNA」に当てはまる事柄なのかな。

 そんな水戸に対して大宮も「間」を狙っていた。HVとWBの間にボールを出され、クロスを上げられるシーンが多かった。1失点目も左のWBとHVの間にいたハスキッチへボールを通され、ハスキッチが大外にパスを出しそのまま斜めに走ってパスを受けクロスを上げたことであのミスにつながった。水戸のIHやCHは前にはプレスに行くけどサイドには出てこないため、HVがPA内にいると、WBが相手のSHとWBの2人と対峙し数的不利でクロスを上げられることもあった。鹿島戦でもWBとHVの間を通されてピンチを迎えるシーンはあったので、これからも3バックを使う上で注意したい点だと思う。

 またWBが最終ラインにプレスをかけにいくことでHVも前に出たときに、HVがいたスぺ-スに相手が入ったことでCBがつり出される、もしくはフリーで持たれることもあった。CBがつり出されるとCBがいたスペースに相手が入ってきて対応しなければならず、フリーで持たれると前進を許してしまう。同じような話として、CHやIHの選手がプレスにいったときのことが挙げられる。真ん中にスペースが生まれてしまい、HVが空けてしまったスペースを使われる以上のピンチを招く可能性がある。プレスにいくと決めたところでボールをとりきれないとピンチを招くことが改めて感じられた。

最後に

 いかがでしたでしょうか。試合を見なおしてレビューを書いてみて、負けたけれどそんなに悲観する内容ではなかったと感じました。最後ゴールを決めきる力があれば、ミスをしなければという試合でしたし、精度をもっと高めることができれば勝てるチームになれると本気で思わせてくれました。

 試合が延期になったこの期間で精度を高めてもらって、再開後の試合では絶対勝ってもらいましょう!そして私たちはこの期間健康に過ごして、再開後スタジアムで応援しましょう!!

 お読みいただきありがとうございました。感想や意見お待ちしてます!

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